定期テストで結果を出すことは決して難しいことではありません。
必要なことは、
① 授業を良く聞いて、板書だけではなく、先生が話している内容をできるかぎり記述したノートを作ること
② 本当は予習、復習の充実といいたいところですが、現実の生活時間をかんがえたときに、毎日の予習・復習は正直きびしいものがあります。
なので、お勧めしたいことは、テスト1ヶ月前から数学と理科科目・英語に関しては演習と復習を開始する
③ 暗記科目は、重要度と範囲に応じて2週間前から、大変なものから順番にはじめる。
おおよそ、この3つですが、成績があまりあがらない生徒の大半は、テスト1週間前になってはじめて対策の勉強を、ハチマキを締めながらはじめるというパターンがおおいようですね。
これでは十分な理解はできないので、結果をだすのは難しいでしょう。
すくなくとも、理系科目については、問題を見たときに、解法のパターンがすばやく見抜けるほど定着していなければ高得点は見込めません。
よく、ケアレスミスをして点数を大幅に落として来る生徒がいますが、これを回避するには、まずは定着させて落ち着いた気持ちで問題と向かい合えるようになっていくことです。
また、暗記科目については、「見る・読む・話す」の3拍子が一番効果的ですね。時間の問題で、どれかが手を抜かれる傾向がありますが、3つがそろえば暗記力は大幅に上がっていくと思います。
また、英語が不得意という場合でも、英文を音読する。できれば自分で記述するということが、英語の得点をあげていくひとつの方法でもあります。
こうしたやり方は、かなりの時間が必要なのがお分かりになると思います。
しかし、こどもたちのおかれている環境は、誘惑がおおいために、とても難しいですね。携帯・音楽・ツイッター等々、新しい魅力に満ちたことが、あまい誘いをかけてきています。
なので、こうした誘惑を断ち切れるだけの環境づくりが(本人の自覚も含めて)必要ですね。