7月7日(日)は、東京都知事選挙の投票日。
まだ投票時間中なので、選挙活動にならないように、書く。
このブログには、政治的なことは書かないと決めていたのに、ワタクシにとっては、大きな決断と行動だったモノで。
ワタクシの投票行動について
まず、現職の小池百合子。最有力ではあろうが、都知事選開始前から、小池候補には投票しないことは決定。
前回、前々回のあのいい加減な公約など、意味なく選挙のために喋って、演説しているだけ。
いよいよ3期目になろうとする今回の選挙。公務優先を売りにして、もはや公約などの論戦は避ける意思見え見え。
利権化しているのだろう。
それよりも何よりも、ワタクシは、反権力であって、権力を持つものには無限定の反発を感じる。
これは、高校生時代からの本心指針であって、常に反権力。
よって、現職である時点で、論外。
そこで、蓮舫候補が立候補を表明し、一旦はこれを支持しようとした。
しかし、なんと日本共産党が、党を挙げて応援している姿を見て、これはダメだと。
先の党大会で、除名された松竹氏に対する審査、対応を廻っての、現委員長田村氏の結語におけるパワハラ。
権力そのモノ。
党内権力は、民主集中制の名の下に、スターリン的になっている。
実は、党内権力に対しては、ワタクシは、大学生時代の入党以来、ずっと戦ってきた。いや、戦ってきたのではなくして、スルーしてきた。
下々の党員は、盲目的に代々木(党中央をそう呼ぶ)に従うか、反代々木で現場の目前の行動のみするか、に別れる。
党で出世するためには、代々木に盲従せねばならぬ。
実は、反民主集中制派(分派ではないですよ、そう考えている党員達)は多数なのではないかと思うのだけど、そういう声は出ない。出させないのが、民主集中制。
”みんなで決めたことは守ろうよ”という“当たり前の制度”と、説明されるが、実体的には異論の排除。松竹氏の場合は、手続違反しつつ除名まで行った。
党内において、反権力は、反代々木となる。
党内において民主主義が守れない政党が、例えば国政の政権に参加したりしては、マズイ。
政権参加を唱え始めた辺りで、党を抜ける。
反共ではない。半共であったのですが。
同様に、蓮舫候補が、都知事に当選できそうな候補であったから、日本共産党が力強く支持すればするほど、反発心が湧いてくる。
当選できそうもない候補だったり、議員などの一部であったりするならば、構わないのだけど。批判票として。
これまで、各種選挙で、無投票だったことはない。
投票行動こそが、民主主義の基本の一つだと思っているので、無関心だとして、投票しないのはいけない。
しかし、今回は迷った。
棄権も一つの意思表示にもなり得る、という考えは、完全に誤りとは言えない。
白紙投票も考えた。
実際は、同じ無効票にはなるが、「だれもいない」と記載して、投票した。
投票率にはカウントされるが、無効票で、しかも白紙ではない。
最終結果はまだ。だけど、共産党の強烈な支持を見て、蓮舫候補から離れていった、現党員、元党員は結構いるのです。
共産党こそ、解党的出直しが必要なのです。自民党は、口先だけでも党改革を唱えるだけ、まだ、共産党よりはましな政党。
民主集中制や、科学的社会主義論。
自分たちの考えのみが、「民主的」であり「科学的」であるなどと公然と述べるところに、もはや、誤りの自覚と反省の可能性が残されていない、独善主義。
錬金術も科学だったんだよね、と揶揄するだけでは収まらなくなった。
文化の重要性だと思う。