4月25日(木) 町田市民ホール

開口一番 立川志の大 『金名竹』

志の輔 『試し酒』

(仲入)

晴の輔 『時そば』

志の輔 『百年目』

 

たまには、といっても1ヶ月に一度くらいは落語、生で聞きたいよね。上手な人の。

 

『金名竹』は、関西弁の早口言葉のような伝言の、与太噺。

『試し酒』は、ご主人様のために奉公人が5升の酒を飲む噺。

『時そば』は、ご存じ。

『百年目』は、表では大真面目な番頭が、裏では結構遊んでいて、芸者や太鼓持ちを連れて向島の桜見物に行ったところ、生真面目なご主人に出くわしてしまう、爆笑滑稽&しんみり人情噺。

 

全部よく知っている噺で、またまたそれぞれの解説や批評を考えながら聴きそうになるが、今回は、とにかく楽しもうと。

殆どメモも取らず。

 

志の輔は、上手。上手い。名人。聞かせるね。

事前予定に入っていなかった「笑点」新メンバーの晴の助も登場して、1席。ビックリ。

そのためか、20時30分終了予定が、21時10分まで伸びてしまったが、どのお客さんも出ようとしない。

だって、凄いんだもん。

話芸。

 

こういう落語会を聞くと、また来ようという気になる。

 

それにしても志の輔。大笑いさせるところはさせて、じっくり聞かせるところは聞かせて。

素晴らしい。木戸銭4000円が、支払手数料等を含めると5000円近くが、まったく勿体なくない。

確か、ワタクシと同年代。活躍する大御所。