現在の仕舞お稽古は、『東北』クセです。

 

今年の1月13日のお稽古で、紀彰師にお手本を舞って頂き、録画していました。

それから、昨日で5回目のお稽古でした。

 

これまで、この『東北』クセの仕舞お稽古について、ブログに何も書いてこなかったのは、まったくできなかったから。

ゆったりした曲で、年寄りにもできるような型の連続なのですが、同じような型が続き、記憶ができず、間違えてばかり。

型の道順の記憶ができない理由は、詞章が全く頭に入らないこと。

謡が覚えられないと、自分がどこを舞っているか解らなくなり、必然的に舞いを間違えることになる。

また、この詞章が難しい。漢詩系で、意味が取りにくく、記憶もできない。

 

加齢による記憶力喪失かなとも思ったりして、もうできないかなとも思っていた。

腰も脚も痛いし、お稽古で2回舞ってみると、もう足腰が痛くなり、力が入らなくなってしまって、フラついたりする。

自分で嫌気がさして、もう仕舞のお稽古はダメかな、とも。

 

まあしかし、と気を取り直して、暇を生かして、日に2回は舞って練習すると、自宅の自部屋で舞うから、狭くてすぐにぶつかってしまう弊害は大きいモノの、道順だけはやっとできるようになる。

 

練習ではなくして、先生のお稽古の時は、先生はあまり道順の間違いは気になさらず、一つひとつの型の注意が多い。

それも基本的な型。サシコミ、ヒラキ、左右、ウチコミ・・・

実はこれが大切なのでした。

型が上手くできるようになれば、道順なんて、後で着いてくる。

 

やっと昨日のお稽古で、まあまあかなという舞いができあがる。まだ、お稽古の動画は見ていないけど。詞章はまだ覚えられないけど・・。

4月の1回目のお稽古で『東北』クセは卒業できるか。4月2回目で、紀彰先生に次の曲のお手本を舞って頂こうかなと。

 

次の曲。『采女』キリという話も上がっているけど・・。難しそう。