2月19日(日)
暖かくなるという天気予報。あちこちで梅祭もある。
花といえば、最近は、桜より梅。桜も良いけど。
というわけで、初めて行くところに出かけましょうと、曽我物語関係しか知識はなかったが、曽我の梅林へ。
まずどうやっていくのか、からスタート。
調べて貰ったら、東海道線の国府津からバスで行く方法が一番楽チンだと。
で、まず町田駅から小田急で藤沢→国府津→臨時バスというルートで。予報に反して、というか天気予報の調べが不十分で、折りたたみ傘は持って来た程度で、向かう。
国府津駅に着くと、雨は強くはないが、風が強く、折りたたみ傘をさすのも辛いほど。
まあ、バスで梅林に着く頃には雨も上がるに違いないと勝手な期待。
11時頃着いたのは、曽我梅林といっても「別所」という地区。ここが曽我梅林だ、というのは一箇所ではないのが解る。
雨風が強くて、梅見どころでは無いが、頑張って歩く。
梅林は、文字通り梅の林で、梅の実を収穫するための梅の畑が連なる。その間の農道を歩くという状態。
やっと、屋台売店などが並ぶ中心地のような場所に到達。観光協会の売店が出ている。
寒いし、雨なので、その中の食堂のような箇所で、梅うどんにワンカップ酒。
そこも終わってしまって、梅見には不満足な感じで、さてどうしよう。
スマホで調べたら、御殿場線の下曽我駅の方にも「中河原」地区の梅林があるというのではないか。
調度雨も弱くなってきたので、そっちへも歩こう。
下曽我駅で、様子を確認して、「中河原」梅林を目指す。
が、ここが梅林という所はなくて、観光的にも売店などが並ぶわけではない。
しかし、しかし、こちらの梅は、畑の梅林も点在するが、古い家屋の庭などにも梅が植わっていて、良い感じ。
「瑞雲寺」というお寺があるらしく、目標が定まらないので、そこに向かうことにしたら、その途中の経路を間違えてしまって、かなり大回りというか、戻ったりして。
その途中に立派ながら今は使われていない跨線橋などもあって、その踏切の名前が「梅林」。だったかな。
おお、良い感じ。
瑞雲寺に着く。なかなかのいいお寺。梅も綺麗に植わっていて、こちらは梅見に良いではないか。
曽我梅林、というのは、別所、中河原を含めた地域の総称ということらしいが、見た感じでは、中河原の方が古くからの由緒正しき梅林であって、別所は、いわば梅の実採取の畑。
むしろ、歴史的中心は、中河原地区の方なんだ。
これは強調しておきたい。ま、どのような梅林を期待するかは個人の自由だけど、別所は、梅の実採取の畑を、観光的に編集した地区。中河原の方は、むしろ昔からの生活に伴う梅もある地区。
行くならば、中河原地区の方が良いよ。別所は、天気の良い日などに、平坦な畑の一面の梅を見つつ、飲み食いし、お土産を買う観光地域。
歴史散策を伴う、中河原地区。天気が良ければ富士山も見えてのんびり宴会などもできる別所地区。
どっちを中心にするかは個人の自由だけど、ワタクシとしては、中河原地区の散策と観梅がお勧め。
帰りに、藤沢駅で途中下車して、駅近のネットで調べた手打ち蕎麦屋「すい庵」へ。
なかなか巧い蕎麦屋で、決して高くなく、満足して帰路へ。
総歩数2万3000歩越えで、こちらも宜しい。