1月28日(土) 横浜みなとみらいホール

指揮者:カーチュン・ウォン

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

 ソリスト 小菅優

 ソリストアンコール:ショパン エチュード 「エオリアンハーブ」

(休憩)

ラフマニノフ:交響曲第2番

 アンコール リムスキー・コルサコフ「熊蜂の飛行」

 

なんとなんと、この日はまったく集中出来ず。音楽を楽しむことができない。

その理由を考えるに・・

① 開始前に、遠い親戚からコロナパンデミック以来の電話が着信であり、気になっていた、また、並行してTポイントの登録をやり始めて、うまく行かず、そっちに意識が集中してしまった。

② 始まった第1曲が、ワタクシが想定していて、スケジュールにメモをしていたのは、ピアノ協奏曲第2番であり、あの辻井伸行が、バン・クライバーンで優勝したときの曲だったが、なんと始まってみると、別の曲では無いか。よくパンフレットを見てみると、なるほどピアノ協奏曲第3番では無いか。と、開始早々混乱した。

③ あのみなとみらいホールの改装によって出現してしまった、目の前の柵の横棒。改装後3回目になるが、ますます気になってしまって、邪魔で邪魔で、嫌になる。

 

ということで、なんとなんと、この日は、前半で退席してしまい、後半は聴かなかった。

なので、上記の後半のアンコール初回は、日フィルのツイッターによる。

 

それでも、前半かろうじて聴いたことの感想。

指揮者のカーチュン・ウォンは、今年の秋シーズンから首席指揮者に就任する予定の、新進気鋭の指揮者。前にも聴いたことがあるけど、なかなかしっかりした指揮ぶりで、期待は持てそう。

だけど、まだ、馴染みは持てない。折角インキネンが馴染みが出てきたところだったので、残念と言えば残念、期待は持っている。

33歳かな、34歳かな。

どんな曲を中心にしていこうとしているか、まだ見えない。今回のプログラムを見る限り、超有名曲では無くして、新しい曲を開拓していくつもりか。シンガポール出身ということだけど、シンガポールの作曲家って、知らないモンね。

 

ソリストの小菅優。こちらも若手の30歳。割とふっくらとした体型で、ヒールを履いて、大股で闊歩する。ビジュアル的に気にする風では無さそうで、それはそれで好感が持てる。

曲の誤解で集中して聴けなかったが、なかなかの腕前だった。力強い。

 

休憩時間に退出して、ロビーで、BGMを聴きながら、電話したり、スマホ操作したり。

 

こういう日もあるのだ。長い定期演奏会人生の中で、気分が乗らずにサボったことはあったが、途中退席は初めて。

こういうこともあるのだ。良いのだ。

 

でも、あの改装による、目の前に出現した横棒。ホントにどうにかならんか。

真剣に席を変えようか、悩む。

今の席は、何年にもわたってやっと獲得できた、ボクにとっては最良席だったのだけど、これは、あかん。

年間券を買ってしまっているし、どうしようか。

次回から、その都度移動を考えるか。良い席が見つからなければ、定期演奏会、やめてしまおうかと言うほどの打撃。

高等遊民の、本家本元なのに。

 

もし、このブログを日フィル関係者が読んでいたら、コメントください。

ホントにあの改装はダメですよ、怒りですよ。除去できないならば、もう少し以前の高さに直せないならば、2階席の最前列は売ってはいけない。

あれが、S席なんて、とんでもない。