3月27日に金沢から1人で新幹線に乗ってきた孫娘は、4月1日に帰ることとなった。

帰りも1人で新幹線に乗れるかなとも思ったが、難しそうなので、一緒に金沢に行くことにした。

東京駅発の北陸新幹線は、停車時間が短くて、乗車できるようになると、すぐに出発となってしまって、指定席まで連れて行って、荷物の整理などを余裕を持って行うことができない。ここが、まず、金沢始発と違うところ。

 

年末年始にかけて金沢往復をしてしまったのだが、それから4ヶ月でまた金沢往復。

 

金沢は年末年始と比べて、もう完全に雪は解けて、晴天に恵まれていた。

 

4月1日から3日で、市役所近くの広場で、テントが幾つも出て、名産品販売やら移動動物園、食べ物のイベントがあって、天気も良いので参加。晴れてはいるが、風は冷たい。

 

その舞台でのイベントに、「金沢萬歳」というのがあった。たまたま近くのテントで買い物をしていたら、アナウンスが聞こえて、なんやら「式三番」がどうのこうのと。

覗いてみると、保存会の方が「金沢萬歳」。現代に伝わる古典芸能の一つで、前田利家候以来続いているという。昔からの曲もあるが、メロディーとリズムを生かして、現在の作詞をしたモノもある。

 

右手に扇を持ってひらひらと、左手の着物の袖を翻し、白足袋を履いて、建物内部で行われる。袴は派手なの。

なんだか、お能の原点に近いような気もして、面白く、かつ、為になった。

加賀宝生の影響も受けているという。

やはり、金沢の文化は奥が深いなあ、と

 

4月3日に、孫娘とバイバイして、帰宅。疲れた。