1月22日(土)

 

両国に存在する、おもしろげな博物館だと言うことは知っていたが、なかなか行く機会が無い。

考えてみれば、大相撲観戦に行く時に、早く家を出て、午後昼過ぎから国技館に行けば良いではないか、と考えた。

 

で、10時頃に江戸東京博物館へ。入場料が65歳以上はわずか300円なのだ。ワタクシも一応都民で税金を払っているのだから、この安さだけでも大満足。遠慮することは無い。

 

6階から入場する。まず日本橋の原寸大模型を渡って、江戸ゾーンへ。

大きく江戸ゾーンと東京ゾーンに別れているんだと言うことも知らず、ともかく、見学開始。

ちょっと順路が解らず、混乱するけど、展示品に没頭。時間を気にしないでじっくりと。ジオラマがいくつかあって、小さくてよく見えないけど、目を凝らして。双眼鏡が置いてあったが、コロナで外されている。解っていたら、持ってきたのに。

 

6階は、江戸城と町割り。じっくり観ると時間を忘れる。玉川用水の正確さに脱帽。ブラタモリであらかた知っていたけど。

輿に乗れるので、記念撮影。

 

5階にエスカレーターで降りると、江戸ゾーンの庶民版。棟割長屋の実物大を見ると、ほとんどが落語で出てくる家の様子で、実におもしろい。

二八蕎麦の屋台や、寿司屋台。大きいんだね。これを担いで一人で商売する。棒手振も大きい。

この辺りまで進んで、やや時間をかけすぎの感があって、あせる。もっと時間をかけて、じっくり観たいのに。

 

江戸将軍家の歴史や、御三家、御三卿の歴史を示す、企画展。ほんとは、これが目的だったのだが、常設展がおもしろくて、企画展まで時間が無くなる。

 

遂に、東京ゾーンはすべてパス。これで3時間くらいを要した。

 

図録を買って、昼食、国技館へと行くべし。

こういう、序での見学では足りない。今度はキチンと時間を取って、午前から午後にかけて、終わってからどこかで食事というコースが良いなあ。