12月24日(金)~26日(日)

 

金沢に住む娘が、お茶を習い始めたことが解って、頂いていたまま死蔵していた黒楽茶碗を、届けることを口実にして、孫娘に会いに行く。

 

24日(金)は、昼前に出かけて、夕方金沢着。結構時間がかかる。その晩は、娘はキックボクシングの練習に行きたいというので、小学校2年生の孫娘と二人、歩いて、金沢の有名な回転寿司に出かける。とてもとても寒いけど、まだ雪になっていないので、歩けた。

そんなに混んではいない。北陸の寿司を堪能しようと思っても、孫はかんぴょう巻とか納豆巻きとかしか食べず、一人酒を飲んで、寿司をつまんで、また歩いて帰る。

帰りがけに、パラパラと雪。

 

25日朝に起きて、びっくり、北陸地方は記録的寒波で、すでに雪が20㎝以上積もっていて、更に粉雪が吹雪のよう。

孫はうれしくなって、外の公園に遊びに出かけるが、大人は寒い寒いと。

午前中は、娘のお茶のお稽古に付いていく。長靴がないから、雪に埋まりながらアパートから脱出。孫は長靴がある。こちとらはそんな用意をしていない。

バス通りは除雪されていて、乗ってしまえば大丈夫。

東茶屋街のお茶の先生にて、黒楽茶碗を使って貰ってお稽古。こちらも、お正客代わりで参加させて頂く。美味しい和菓子を頂いた。

お礼という訳ではないのだけど、終わりにあたって、謡「千秋楽」を謡う。金沢は、宝生流が中心かな。お茶の先生は、誰かから頂いたとして、宝生流の謡本を沢山持っていらしった。案外、お能が行き渡っている感じ。お能の話をしても、浮きはしない。

 

買い物をして、娘からクリスマスプレゼントのハンチング。帰宅して、夕食準備。その間、孫とパズル。1000ピースなんて買ってきて、できない。

夕飯は、手作り丸々ローストチキン。

雪はまだまだ降り続く。

 

26日朝、雪は更に。午前中に、雪の兼六園見物をしてからこっちに帰ってこようかと考えていたが、とてもとても、兼六園内に脚を踏め込めそうもないので、パズルを続行。未完成。

一緒に、金沢駅に向かって昼食。能登河豚のかつ、なんて珍しいものを食べる。能登あじのフライも美味しい。

駅は大混雑。

 

娘は30日まで仕事なので、孫娘を拉致して、一緒に帰ってきてしまう。これで年末年始、楽しくなるのだ。

北陸の雪は、初めてだけど、ホントに降ると凄まじい。まさに、金沢から脱出して、晴天の関東へ。