11月27日(土) 横浜にぎわい座・のげシャーレ

のはずが、真山隼人急病による休演によって

 

天中軒すみれ 『関孫六伝 恒助丸の由来』

国本はる乃 『七代目団十郎』

(仲入)

東屋孝太郎 『江戸相撲蒙古襲来』

国本はる乃 『水戸黄門漫遊記 散在競争』

となった。

 

浪曲は久しぶり。コロナ前に行ったか。

 

天中軒すみれは、若い女性で、声は良い。節回しもまあまあ。経験の無さからか、突っ込めないけど、よろしいのではないか。でも、どうしてこんな若い女子が、浪曲に身を入れるか。良くわからん。

曲師、三味線の師匠は長老ばかりなのに、浪曲師は結構若いのがいるのは何故だろう。

 

国本はる乃の一曲目。なんだか良くわからない。眠くなってしまった。

 

東屋孝太郎。ベテランではないけど、40代かな。もともとはヘビメタで、更にモンゴルの音楽・発音を学んでから、日本の浪曲に目覚めたと。ホーミーがとても上手で、ここまで上手な日本人は初めて。

ホーミーを組み込んだ浪曲で、ワタクシは本日これが一番だな。大きく拍手。

 

国本はる乃の二曲目。まあ、上手で、少し前よりこなれてきたけど、浪曲はこんなモンか。

 

ちゃんと、上手な浪曲師のを聞いて、聞き上手にならねばならないが、そこまで突っ込む余裕はない。

語り、啖呵というのだろうか、と、節付けで、基本的には謡と同じようだけど、かなり違うのは、やはり浪曲は庶民の、江戸庶民のモノであって、題材がまったく違う。また、節付けも何も、これでもか、という感じ。

楽しみとしては良かろうもんが。