10月1日(金)

 

どうせここまで来たのだから、折角だからと、クラゲで有名な加茂水族館。前から行きたかった。

 

出羽三山から降りてきて、前の晩には酒田泊。市内の本間家などチラと観て、椎名誠で刺激されたワンタン麺を食してから、加茂水族館。

 

日本海の魚たちも居たけど、やはりメインはクラゲ。様々なクラゲや、大水槽のクラゲを見ていると、心がゆったりしてくる。

 

それだけではなくして、クラゲの生態について、まったく知らなかったワタクシの無知に気が付かされた。

雌雄のクラゲから産まれた卵は、孵化してプラヌラと呼ばれる小さな生き物に、それが岩などに付着してポリプになり、水温が下がると数層に重なるストラビラ。それが、一層ずつ剥がれてエフィラと呼ばれる個体になって漂う、段々成長して、どういう訳か雌雄に分かれて、元に戻る。

つまり、一巡するのだ。これが1年間の種が多い。死なないのか、クラゲは不老不死か、などと考えてしまう。循環の生命。何だか、仏教摂理をそのままにしているようで、感慨深い生物だ。

研究したら面白かろう。

思わず、クラゲのライフサイクルを示すTシャツを購入。

 

やはり、一度は行っておくべき水族館でした。