9月25日(土) 神奈川県民ホール
指揮者:梅田俊明
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ソリスト・小山実稚恵
(休憩)
チャイコフスキー:幻想序曲ロメオとジュリエット
リムスキーコルサコフ:スペイン奇想曲
アンコール チャイコフスキー:弦楽セレナーデ第2楽章
秋シーズンの開幕。相変わらず、コロナで大人しく。また、放浪生活。
指揮者の梅田俊明は、初かな。覚えていないだけか。全曲スコアを持たずに振ったが、もう一つ魅力が無い。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番は、いつもは、2番を聞くのだけど、3番もよろしいね。
ピアニストの小山さんも、初めてかも。おとなしめのロングドレス。スコアを持たずに弾く。よく覚えられるが、当たり前か。
ラフマニノフらしい熱情的な曲だったが、ピアニストからはあまり熱情を感じられない。そつなく弾いた感じがする。
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ第2楽章は、何度も聴いている曲。いかにもの、チャイコフスキー。
リムスキーコルサコフ:スペイン奇想曲は、面白い曲。この曲は、ソロパートが多いのだけど、コンサートマスターの扇谷泰明、フルートの真鍋恵子、トランペットのオッタビアーノが印象に残る。
真鍋恵子さんの付け睫毛復活。
アンコールは、明らかにチャイコフスキー。曲名まではわからず。
どうもこの日は、感動が出来なかった。
要因その1は、その日の演奏会前に、東日本橋の呉服店で色紋付を注文してきたこと。糸目が14中という上級品らしい反物を選んでしまって、更に、綺麗な薄系の色を選択してこれから染めて貰う、五つ紋は丸に違い鷹の羽。たいへんにお安く入手することが出来てありがたい。これが、取り分け第1曲中に頭を巡っていて、曲に集中出来ず。
要因その2は、やはり、指揮者かな。どうしてもラザレフやコバケンと比較してしまう。
まあ、そんな日もあるし、だからこその定期演奏会会員。