9月23日(木・祝) 両国国技館

 

今年は、3月場所14日目以来の大相撲。通算11回目の大相撲観戦。

3月場所で、照ノ富士が関脇優勝。5月場所でも照ノ富士が大関優勝。7月場所では横綱白鵬が優勝したが、大関照ノ富士が準優勝して、横綱昇進。

今場所が、横綱としての初場所。

これは、是非とも見に行かねばならぬ。結構先行的に予約したおかげか、初めて、正面席マス席。

相変わらず、場内の飲食禁止、マスク着用、声援禁止だけど、まあ、仕方ないと。

 

1階枡席も8~9割の入り。2階椅子席はガラガラ。

 

入場が午後1時からという規制で、序2段の後半から。でも、祝日だから、割と早めに入場者は増えていく。

12時前に両国駅について、昼食に蕎麦を食べようとしたら、閉店している店も多く、開いている蕎麦屋は待ち状態。でも、仕方ないから、待ちをして、蕎麦。

それでも、1時前に国技館前に到着すると、いつもの、もぎりの位置はフリーパスで、その中で、2列でぐるぐる並んでいる。入場待ち。暑い。1時丁度に順に入場開始。検温して、消毒して。

 

応援出来ないと、酒が飲めないと、静かに相撲は進行する。

やや眠くなることも。

 

横綱照ノ富士の土俵入り。これは待ってました。西から登場。格好いい不知火型。白鵬の土俵入りより、ずっと格好いい。

 

幕内になってくると、心はやっと盛り上がってくる。がしかし、2敗の妙義龍が負けてしまったり、ああ、これは照ノ富士の優勝、決まりだなあ、という雰囲気。

 

小結高安が本日から休場。

関脇朝乃山は、当時大関だった先場所12日目から、キャバクラ通い発覚で休場。どこまで番付が落ちるか。

13日目に照ノ富士と対戦予定の御嶽海が敗れる。この男は、大事なところで負けるのだ。4敗目。

大関正代の敗北。これも4敗目。

大関貴景勝は、勝ったものの、既に、4敗を喫している。

白鵬が所属する宮城野部屋は、コロナ感染対策で、全員休場。

この上位陣の体たらくでは、軽く照ノ富士の優勝だなあ、と。

 

で、最終戦は、横綱照ノ富士vs関脇明生。明生は既に7敗しているけど、登ってきた感じの力士。

何となく、仕切りを見ていると、明生勝ちそうだなという気がしてくる。照ノ富士はやや疲れが見えるし、明生は、負けが込んでいるけど、元気。

呼吸が合わずに、仕切り直しの後、明生が深く右を差し込んで優勢。照ノ富士は防戦で、明生の右を極めようとするけど、深くて出来ない。下手投げにも、外掛けで防戦しつつ、前に出て、下手投げ。これが決まって、照ノ富士は、左足から土俵下へ。転ばなかったけど、ドシンと大きな音を立てて、痛めている左足から落ちた。そのまま、砂かぶりを走ってく程の、明生の強力な下手投げと押し。

明生の完勝。

これで照ノ富士は2敗目。座布団を飛ばすのは禁止。投げたい心境。

 

3敗力士は平幕だけで、役力士は4敗以下ばかり。

照ノ富士の対戦相手は13日目が4敗の御嶽海。14日目と千秋楽が、これも4敗の大関正代と貴景勝。

まあ、優勝は、やはり照ノ富士でしょう。12日目の左足古傷が痛まないか、疲れてきていることの不安はあるが・・。

 

帰りは、モンゴル料理で、羊肉を堪能。

 

来年の初場所にも行こう。コロナの非常事態対策も緩和して、酒が飲めて、焼き鳥を食べたい。終了後は、寒いからちゃんこかな。白鵬は引退しているだろう。