4月12日(日)横浜能楽堂
予定番組 (和泉流 野村万蔵家)
お話 野村万蔵
『文蔵』 シテ:野村万之丞
『鎧腹巻』 シテ:野村万蔵
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、緊急事態宣言が出て、中止。
これから、コロナ危機という表現を用いよう。
チケットを入手していたのに、中止したしたこと、予定弁組を書き続ける。
今回の演目は、いずれも初めてなので、ちょっと調べて。
『文蔵』は、能の間狂言風で、語りを主としたモノらしい。太郎冠者がご馳走になったかゆの名前が思い出せずに、主は、長々と源平合戦(盛衰記)の語りを行って、やっと思い出す。
『鎧腹巻』は、鎧腹巻くらべに出す鎧腹巻を求めて京にやってきた太郎冠者が、案の定すっぱに騙される。
おそらく、コロナ危機が、高等遊民の生活を相当変えるのだろう。早く元に戻ることだけを考えて、毎日は、楽しいこと、将来の楽しみだけを考えて過ごしてきたけど、高等遊民そのものを変えなければならない。