4月11日(土) 国立能楽堂

解説 『闇のうつつ』 小田幸子

狂言 『水掛聟』 (和泉流 野村万作の会)

   シテ(舅)野村万作 アド(聟)内藤連 小アド(妻)野村太一郎

能 『夕顔』 (金春流)

   シテ(都の女 夕顔の上の霊)本田光洋 ワキ(旅僧)飯冨雅介 アイ(所の者)野村萬斎

   笛:藤田次郎 小鼓:幸正昭 大鼓:柿原光博 地頭:辻井八郎

 

新型コロナウイルス感染拡大防止の為、緊急事態宣言も出て、中止。

かなり心が折れそうになっているけど、記録だから、日記だから、書く。

 

『水掛聟』は前に観たことがある。自分の田に水を入れることで、聟と舅が大げんか。

 

『夕顔』は初めてだった。源氏物語の「夕顔の巻」が原題かな。ま、ワキ旅僧が京の五条あたりに来ると、女がいて歌を詠む。このあたりの院で死んだ夕顔は私だと言って、消える。後場で幽霊が現れて、舞を舞い、法華経の功徳で救われたと言って、去って行く。

という、いつものストーリーらしいが、こうして調べながら書いていると、能を観たくて、観たくて。

 

4月だけではなくて、5月の能楽堂も全部中止の連絡あり。こんなに早々と中止連絡が入ると、何だか、期待がなくなってしまって、却って落ち込むな。