4月8日(水) 国立能楽堂

狂言 『土筆』 (大蔵流 善竹家)

   シテ(何某)善竹彌五郎 アド(何某)善竹十郎

能 『熊野』・村雨留 (観世流 銕仙会)

   シテ(熊野)観世銕之丞 ツレ(朝顔)観世淳夫 ワキ(平宗盛)森常好

   笛:松田弘之 小鼓:鵜澤洋太郎 大鼓:亀井広忠 地頭:梅若実

 

新型コロナウイルス感染拡大防止の為、中止。4月7日には緊急事態宣言も出されて、東京都、神奈川県も対象地域になって、こういう興業・イベントは軒並み中止。

今月は、全滅。

 

中止ばかりのブログを書いていても何になるかいのお、という気もしないではないが、まあ、これも日記の一つとして記録だから、気力が続く限りは書いておこう、と思う。

 

2曲とも春の曲ですね。

 

狂言の『土筆』、つくづくし、と読むらしい。初めて。春の野辺に遊びに来て、土筆を題に一首詠むが、古歌を間違えて、というらしい。観たことがないから、感想もない。

 

能『熊野』。3度目になるはずでした。2019年2月5日(観世会定期能)、2019年8月17日(第2回硯修会で宝生流)に続いて。檜書店の対訳本もあるし、能の中ではストーリーも情景も解っている方。また、お仕舞いのお稽古で『熊野』クセを教えて頂いて、発表会でやったから、親しみは大きい。

前回の宝生流は、お仕舞いを習った後で、発表会の直後だったから、その舞の違いにビックリした記述があって、今回は観世流だから、さて、と楽しみだったけど、仕方が無い。

地頭も、梅若実だったのに。