3月9日(月) 横浜にぎわい座

予定演目・・円楽襲名10周年

当代の好きな噺から『行ったり来たり』

先代の十八番より『浜野矩随』

ゲスト 三遊亭兼好

 

コロナウイルス感染拡大防止のため、中止。

 

ゲストが、最近気に入っている三遊亭兼好で、楽しみにしていた。

 

何よりも、演目が『浜野矩随』。のりゆきと読みます。小物作者の名人である父・浜野矩康(のりやす)の2代目が、最後まで見放さなかった小物屋と、母親の激励によって、下手くそが名人として再生していくお噺。これを先代円楽からの引き継ぎとしてやる予定でした。

実は、この『浜野矩随』、2018年10月の、同じ円楽独演会で聴いている。このときは、肺がんの手術から生還して初めての高座だったのかな。なかなか上出来の噺だったとブログにある。このときは、ブログにも書いてあったが、母を死なせなかった。自分の「死」も考えたんだろうか。

それから一年半で、また『浜野矩随』をやると言うことだった。今度は、母を死なすか生かすか、どっちかなあ、って期待していました。

これは、とっても残念です。近いうちに、是非やって貰いたい。