1月15日(水) TOHOシネマズ南大沢
監督:佐藤輝
15日付け「しんぶん赤旗」文化欄に、この映画の紹介があり、16日までの公開と言うことで、あわてて近くの映画館を探して見た。
結論としては、ダメだな。あの監督は尾崎豊の感性と知性を理解していないのじゃないだろうか。1948年生まれと言うから、71歳か。尾崎が死んだのが1992年。
どうして、名曲の途中でぶち切るかな。今時の、馬鹿な女子高校生の感想を聞いてなんとなる。
時代背景がある。なぜ、自由を求めて、反抗し、ロックか。一種、反体制的な、反権力的な匂いを感じていないのだろうか。
今時の馬鹿女子高校生には、知性のかけらもないでしょう。
僕も、その頃は、尾崎豊の良さを理解できなかった。2010年に、音楽の天才たち・同時代のこと、というブログを書いていた。同時代的には、尾崎を理解できなかった自分が悲しかったのだけど。
このブログでは、クイーンのフレディマーキュリーと並んで、同時代に理解できなかった音楽の天才と呼んだのだけど。
ジョンレノンは、同時代的に理解していた天才だったが・・
そうか、あのクイーンの映画の、二番煎じを狙ったか。昔のフィルムを切り貼りして、何かを訴えようとしたのだろうけど、尾崎豊の内面は、ちっとも表現できていないよ。
ダメだなあ。