前記 12月8日~1月3日 横浜能楽堂2階展示スペース
行ったのは、12月8日。横浜狂言堂の時に、見学した。初日。
横浜能楽堂では、常設展示と、今回のような特別展がある。ちょうど3月まで『東次郎家伝12番』の狂言組企画が毎月あることもあって、山本東次郎家に伝わり、実際の狂言で使われた装束(と、扇)の展覧会。
前記は、『花子』、『粟田口』(予定)、『若菜』(予定)、『朝比奈』、『三番三』に関するモノ。
能狂言は、当初はシテ方・ワキ方・狂言方(アイ)と面くらいしか関心が無く、当初のブログでも出演者と面の紹介にとどまっていたような。
それが、最近は、囃子方にも興味が出て、その出演者も書くようになり、また、地謡の重要性に気づくと地頭が誰かという事も興味の対象になった。
装束も、大きく、大雑把な見分けは付いていたが、今回じっくり観ると、良いモンだね。何だか得体の知れない呼び名が付いているなあと思うと、生地や模様等の説明と言うことが良くわかった。
展示品を観てみると、ほつれが見られたり、年代物だなあ、使っているなあ、という感心。
どのような能狂言会でも、パンフレットに出演者の記載はあり、退場時に面の紹介が掲げられるケースが多い。が、装束の紹介は無い。勿体ないなあと思う。
紹介があれば、ブログに書くのに。
高等遊民。能楽でも、どんどん興味関心が深くなっていく。