11月14日(水) 

 

正式名称は、曹洞宗籌(チウ)国山長福寺。

京都や鎌倉の寺院も素晴らしいが、自宅から徒歩圏内にあるこの寺院は、なかなかのものであって、1625年町田市相原町松ヶ谷戸に開山され、1812年に近くの現在地(観音山)に移転、本堂などが改築され、現在に至る。200年以上の歴史を持つ、由緒がある寺院なのだった。

 

本堂内には、5×7=35枚の格天井に、それぞれ花丸図が描かれている。江戸の絵師長谷川雪堤の作。本尊は釈迦如来座像。

山門も素敵で、竹林の七賢人が彫られている。

文殊堂には、昇り龍、下り龍が、柱を取り巻くように彫り込まれている。後付けではなくて、彫り込み。文殊菩薩像は、本堂内らしい。

 

他にも、籌福堂にも3体の仏像。手水鉢も古い。

 

墓地には、江戸城大奥の姫君が、下がった後、この地域に生活していたので、その墓がある。

 

地域の、歴史勉強にもなるし、こんな歴史ある寺院があったなんて。