10月10日(木) 横浜能楽堂

 

別に何度も能楽堂行っているし、楽屋も入っているし、本舞台にも白足袋で上がらせて頂いて、出演させて頂いているのだけど、「日本国内でも珍しい木の貯水槽をご覧頂く特別企画」の宣伝につられて、それこそ特別参加。

 

常連さんも、初めての方も来ていて、僕は、地下の貯水槽以外は、特に・・・

お目当ての、木の貯水槽ってどんなんかと思った。でも、それは単に地下2階くらいの空調などのある設備室の中に置いてあった、木製の飲用水貯水槽。

能楽堂の本舞台下には、音響を考えて、瓶や樽などがあると聞いたことがあって、それが貯水槽を兼ねて居るんかな、それを見られるんかなと、勝手に解釈しておった。

日本木槽木管という会社が作った、まあ優れものではある。この会社、記憶にあって、前に顧問が入っていた貸しビルのオーナーで、今時、かような貯水槽は売れず、景気が悪く、そのオーナービル、本社も入っていたのだけど、手放してしまって、店子の顧問らが、ちと困った、という会社。

歴史と伝統はある、横浜の有名会社なのだけど、時代に取り残された。お酒やウイスキーの醸造用の樽も、そんな運命だという。

能楽堂に鎮座する貯水槽、メンテはできるんだろうか、修理などする職人さんもいなくなったと思うのだけど。


 

要予約だから、入れなかった方がいたら申し訳なかったかな。