9月9日(月) 横浜にぎわい座
前座 三遊亭歌つお 『新聞記事』
三味線漫談 林家あずみ
『道具や』
三味線漫談 林家あずみ
『三方一両損』
(仲入)
『火焔太鼓』
前回、7月8日の独演会65回、下手でどうしようも無く、もう止めた、真面目にやれ、と毒づいていたけど、脳出血だったのね。手術して、8月はお休みして、退院して、高座に復活。そういえば、去年の9月も、肺がんの手術後の口演で、死にかけた、と洩らしつつ、上手かったよね。この1年で2回か。
前座の三遊亭歌つおは、歌奴の弟子だそうで、前座にしては、きっぱりとした口調で演じていた。天ぷら屋の竹ちゃんちに強盗に入って、揚げられる、というお話しで、きちんとしていた。
円楽、台風の影響による交通乱れで、大渋滞に巻き込まれて遅刻。そのために、時間つなぎに、順番を遡って、三味線漫談を少し。ま、こういうことが出来るのも良いよね。林家たい平の弟子だそうで、あんまり聞かない三味線漫談。三味線は上手、いい音を出しているし、声もすっきりしていてよろしい。まだ若いし、美人だし、人気が出るか。
円楽落語は、いずれも有名噺で、円楽は、あまりくすぐりも入れずに、きちんと話していて、面白かった。遅刻のせいで、仲入で既に午後4時を回ったが、手を抜くこと無く、『火焔太鼓』。
健康に不安があると、いつまで話せるかなあと一生懸命に話している感じ。話しが好きなんだと思う。話したいんだね。演目だけでは無く、マクラ的なおしゃべりも多いから、時間がどんどん経過していく。
前回のブログで、もう買わないと宣言したけど、10月11月のチケットも買ってしまった。円楽、少し追っかけるかな。
高等遊民、能楽だけでは無く、落語にもお金を使ってしまう。