8月7日(水) 横浜能楽堂第2舞台

 

最後の、10回目のお稽古。前日に続いて2日連続。

 

まず、謡から、前回パスしたので。自分のパートはまあまあ出来たと思う。大きな声で、ゆっくりとを心がける。どうしても早くなってしまうのだ。

紀彰先生から指摘されたのは、後シテの「汝知らずや・・・」の下り。句と句の間をもう少し開けた方がよいと。そうなのです。息が苦しいのです。そこで、この句の間に、息を十分吸うように。

時間が無く、詳しく教えていただけなかった後半の地謡の部分。紀彰先生に、続けて謡っていただいて、録音。これを「入れる」と言うらしい。あと2日、これを聞いて、聞き込んで、謡えるようにしたい。玄人の地謡が3人付き、そちらが主体なので、邪魔にならなければ間違えても良いのだ。事前に謡本を見て読んで研究していたが、やはり、違うなあ。謡声だけではなく、謡い方も。

最大の問題点は、正座。色々お尻の下に敷いたり、咬ませたりする用具があって、使っている人もいたが、それでも30分くらいになると痺れて立ち上がれなくなるらしい。ううん、どうしようか。このまま何も無しで突っ込むことになりそう。あぐらさえかかなければ、足を動かすのはよろしいと言うことなので、なんとかなるでしょう。

 

仕舞は、ホントに最後の練習だけど、まあまあ出来たか。完全ではないけど、本番では多少間違えても気にせず、自信があるように振る舞うのが重要。舞っている時の左腕。打込後の扇開くと打込サシコミとの違い。納得。右に回って左足をカケテ正面を向く向き方と引き続くサシ、この辺りかな修正の重点は。後は、目標の位置に扇が行かないと、少し持ち上げるなどして修正する癖がある。一発で、定位置に決めたい。

相棒が欠席しているため、相方とのタイミングなどの「合わせ」が出来ていない。本番の日の午前中、合わせの練習をすることにした。

袴は本番の日だけに履く。どうやら踏んでしまうおそれがあるようなのだけど、これもぶっつけ本番。

 

さてさて、10日の本番発表会、どうなることやら。

 

気が早いけど、生徒の中から数名の同志を集めて、紀彰先生に謡と仕舞のグループ稽古をしていただく準備を着々と。やっと、参加者が固まったか。

高等遊民の、最後の道楽になりそう。