私自身が 共感した言葉を、紹介させていただきます≧(´▽`)≦
私たちは、人生が上手くいってない時、
自分のことを不幸だと思ってしまいがちです
そして、他人と自分を比べ、
「 なぜ 自分だけが・・・ 」
と 気を落としてしまいます
私も、以前の職場で、
大量の仕事に忙殺されていた時、
「 自分の人生って、いったい何なんだろう・・・ 」
と、ため息ばかり ついていました
心身共に疲れ果て、
毎日、重苦しい気持ちで生きていました
そんな時、テレビで、子供の頃に観た
『 フランダースの犬 』
画家を夢見たネロ少年
しかし、夢 叶わず、最終回、すべてを失い、
吹雪の中をさまよい続けます
そして、失望の中、最後に 教会に辿りつき、
凍えから、その命が尽きる寸前、
憧れのルーベンスの絵画をみることが叶い、
「 これだけで、僕はもう何も いりません 」
と言って・・・
感謝の気持ちで、愛犬パトラッシュと一緒に、
空に旅立っていきました
このネロ少年の最後のセリフが、
その時の私の人生のヒントとなったのです
確かに、その時の私は、
膨大な仕事に忙殺され、
苦しい思いを強いられていました
自分のことを 不幸だと思っていました
しかし、それだけで、
人生の幸・不幸は 決まらないのです
人は、苦しい時、
そればかりに、とらわれてしまい、
目の前にある小さな幸せ
に、気付けなくなってしまうのです
たとえ 今、どんな状況にあろうとも、
「 これさえ あれば、自分は幸せ 」
というものが ありさえすれば、
それで幸福になれるんです
つまり、
自分なりの幸せ
というものを 持てれば いいんです
それから私は、
職場での困難な状況
よりも、
目の前にある小さな幸せ
に 意識を向けるように心がけました
就寝時には、
「 あたたかい布団で寝られるだけで幸せなんだ 」
と 睡眠につきました
休日も、自分のお気に入りのアーティストを聴きながら、
「 好きな音楽を聴けるだけで幸せじゃないか 」
と リラックスしました
そうやって、ルーベンスの絵画を みた時のネロ少年 の
「 これだけで、僕はもう何も いりません 」
の言葉に習って、
「 これさえ あれば、自分は幸せ 」
というものを、あえて意識し、
そこに 焦点を あてることで、
小さな幸せ
によって、
大きな苦悩
に、打ち克つことが出来たのです
つまり、人は、
幸せと思えば、幸せ
不幸だと思えば、不幸
なんだと、実感したのです
他人と自分を比べる心が、
自分を不幸に してしまうんです
人は人、自分は自分で いいんです
他人と自分を比べないためには、
自分なりの幸せ
というものを、
しっかり 心に持っていればいいんです
幸せは、私たちの目の前に、
沢山 あふれているんですから
それに、自分自身が
気付くか、気付かないか
だけです
大きな光は、
大きな影をも、
落とします!
つまり、大富豪が、
強盗に襲われるが如く、
また、人気タレントが、
大きな妬みを受けるが如く・・・
大きな幸せには、
その一方で、
大きな不安・恐怖も
付きまといます!
人間、
小さな幸せ
があれば、
それで十分なんです!
高望みしなくて いいんです!
多くを望まなくて いいんです!
「 これさえ あれば、自分は幸せ 」
というものを、心に持てれば、
それで、いいんです(^-^)
こうして 皆さんに、ブログを通じて 大切なこころを伝えられるだけで、お坊さんは幸せです

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