義肢装具士 | 子育て~夜遊び~お仕事

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こんにちは。



突然ですが、皆さんは義肢装具士という「仕事」をご存知ですか?

厚生労働大臣の免許を受けて、義肢装具士の名称を用いて、医師
の処方の下に、義肢及び装具の装着部位の採寸・採型、製作及び
身体への適合を行うことを業とするお仕事です。

事故や病気、けがなどで足や手を失った方にとっては大切な存在
になります。



先日、神奈川県内にある義肢装具の会社の方と話をしました。
会社といっても5人で経営されている職人集団なのですが、この
会社は新卒採用をしているんです。
もちろん、新卒者を採る会社はこの業界では稀なようですが、
なかなか後継者がいなく、育てるのにも時間がかかる仕事だそう
でして、社長は“業界では異例だけど、ゼロから天使の羽を育てる
ことに自分自身も挑戦したい”と言われていました。


“天使の羽”とは、あたらしい義肢をつけられた方が言われた
台詞だそうです。


とても素敵な言葉ですね




で。
どうやって、採用活動をしているのか。

北海道と新潟に、義肢装具士を専攻とする学科がある大学がある
そうなんですが、この2校だけに徹底的にアプローチするそう
なんです



専門学校は数校あるそうですが、日本では大学としてはこの2校
だそうです。

当然、医療業界からも引き合いがあるので大変な「売り手市場」
みたいです。
一般の学生さんにはうらやましく聞こえるかもしれませんね。




その社長は、最後に学生へ送るメッセージを教えてくれました。




【社会人になることをゴールにするのではなく、
 どんな社会人になりたいか、それを徹底的に考えて、長い人生
 をかけてゴールを目指してほしい】


またまた、良い言葉ですね。




今日はちょっとした素敵なエピソードでした