コロナの患者さんが
急増しています。
毎日毎日その報道ばかりで
気が滅入りそうになります。
だれが感染した、とか
クラスター発生とか・・・
ひしひしと身近にせまってきています
第2波の時は
陽性者の濃厚接触者を調べてみたら陽性で
症状はないか軽くて、施設などで経過観察をしていく
というケースが
多かった
しかし
第3波と言われる今はすこし風向きが異なる
明らかに症状がでてから来院して、入院して
悪化するスピードは早いので
一気にわるくなる・・・
つまり
症状が出てから見つかる
ということは
症状が出るまで見つかっていない
見つかっていない状況で
すでに感染しているけれど
歩き回り
外にでているということは・・・
知らず知らずのうちに感染源に
なっている可能性がある、ということ
ただ
その人にもどうしようもないわけで
気づく事はできないのだから
どうしようもない、ということ
どうしようもないって、いったら
だめって言われるかもしれないけれど
気づけないものは気づけない
じゃあどうすりゃいいの？？
とにかく
いや、無理なのはわかっているけど
人が動かないようにするしかないのではないか？
外国のようにロックダウンを、とはいわないけれど
ある程度の制限を国がかけないかぎり
お正月の初詣も
箱根駅伝の沿道応援も
渋谷の大晦日も
以前に比べたらすくない、とはいえ
密密密だった
そのあおりはこの後くる。そろそろきてる
出歩くのを控えて過ごすことしかできない
オリンピックやるって？？
海外から入国停止してるのに
その時だけ解放するの？
外国選手は果たして日本に来るかしら？
きっと全例ＰＣＲをするからいい、とか
言うんだろうけど
百歩ゆずって、陰性だったとしても
日本で試合中にかかり
それを母国にもちかえって
ひろめることになる
今年に照準をあわせて体調をととのえ
それこそ全集中で試合に挑む選手のことを
考えると
開催する、しない、も早めに
発表してほしいと思う
緊張と不安で心身の調子をくずしてしまう
たくさんのお金が投資されているから
簡単にやめる、って言えないと思うけど
命にはやっぱりかえられない
薬も・・・
絶対になおるものではなく万能ではない・・・
ステロイドは炎症を主とするこの肺炎には
効果はあるだろうと、機序からは考えられる
そもそもウイルス感染に特効薬って
なかなか難しい
ワクチンは、早くて来年の3月位・・・と言われている
そして
ワクチンは絶対感染しないわけではない
（インフルワクチンもそうですよね？）
個人の判断でできることは
自分はすでに感染していると思って
生活すること
自分がうつしてしまうかもしれない、って
考えながら生活を考えていくしかない
学校もはじまっている
通学を最小限にして
映像授業などでなんとかならないのだろうか
１月末
爆発するのではないか
ついに東京のがん専門病院が
コロナ病床を設けた
設けたというより
どこかの病棟をコロナ専用にした、ということ
がん患者さんの診療や
他の診療に影響がでているということ
現にがん患者さんが
救急受診したとき
コロナしかみません、、といわれて
受診拒否された、とも
きいている（当院ではない）
あってはならないことだが
いたしかたないことでもある
面会できないことでのイライラは
患者さんにも
家族にも
でも暴言はやめて
医療者も疲弊しているのは確か
心に創ができるんだよ・・
面会制限なんてしたくない
ちなみに参考までに
日本版敗血症診療ガイドライン2020（J-SSCG2020）
特別編COVID-19薬物療法に関するRapid/Living recommendations
ファビピラビル（アビガン®） 軽症 弱い推奨
レムデシビル（ベクルリー®） 中等症～重症 弱い推奨
ステロイド 中等症～重症 弱い推奨
となっています。上二つは保険外適応
だからその都度申請して使用する薬品
家庭内感染も増えていて
病院職員も濃厚接触者に
しらずしらずになってしまう
じゃあ、家にかえらなければいいでしょ？って
いわれたんだけど・・・
それは違うよね？
こういうことが医療崩壊なんだと思う
あからさまに
このままじゃ
病院もそのうち機能しなくなる
どうか
どうか
ステイホーム
冬をまずはのりきりましょう
みんなの力で