”病気だから痛いのは我慢しないといけない”

”病気だから生活しづらいのは仕方がない”

 

病気による諸症状は

色々な工夫で何とかなる

 

生活のしづらさも

様々な工夫でなんとかできるかもしれない

 

それらがどうしてなしえるか

 

医師だけではできない

医師だけがしなくてはいけないことではない

看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー

リハビリ、管理栄養士、などなどなどなど

 

 

それぞれのスペシャリストが集まって

プロの力を組み合わせたら

それは人数分以上のことができるようになる

 

患者さんが安心して療養できるようになる

 

 

病気が治るかどうかは

現代の医学をもってしても

困難な時がある

 

また病気は治っても

人はいつか終わりを迎える

 

 

それを否定したいのはだれ?

 

 

先生?

あなたの力は万能ですか?

絶対に治せましたか?

治せなかった患者さんは本当にいませんか?

 

 

医学教育の問題なのか

 

医師個人の問題なのか

 

 

命の終わりを予測することは

生きる時間を充実させることができる

 

 

私は思います

 

 

治ると信じてあなたに託した命

それが叶わないとわかったとき

どれだけ無念か

想像してみてください

 

治るのは難しいかもしれないけど

患者さんと一緒に頑張っていきたいと

双方にコミュニケーションがとれていれば

そして

治るのは叶わないかもしれないことを念頭に

患者さんがどうしたいかを探ることは

疾患の種類に問わず

 

人が生きて、亡くなる上で

大事なことなんです