新型コロナウイルスの特効薬として

有名人が

アビガンを使ったら良くなってきた
話すのが報道されていましたよね


との報道がでました

なかなか難しいのだな、という気持ちと

あーよかったという気持ち

なぜなら

時期尚早なだけで
効果ないというわけでない可能性

やはり
安全に使われるべきだ、という
安全の担保

安心しました

有名人が
催奇形性すら
心配ない、みたいなことを
書いていたし
ハラハラしていたからです


アビガンが効かないというのではなく
もう少しちゃんと実証をだしてからに
しましょうということ

薬は双刃の刃

効くからには何か理由がある
効かないにもまた理由がある

効くときには
命とひきかえになるくらいの
副作用がないとはいえない薬も
あるということ

イレッサで命を落とされた患者さん
オプジーボで急変された患者さん

抗がん剤の副作用の肺障害で
苦しまれている患者さん

色んなことを
コロナは考えさせてくれる

命あるかぎり

生きなきゃいけない

「死にたいと思った時に
飲んだら消える、そんな
薬があれば欲しいよ。
死にたくても死ねないんだよ
じゃあ、生殺しみたいのは
いやだよ
だからつらくなく生きたいよ

たのむよ」

と、言われたことがあります


その通りかも


抗がん剤の副作用で
肺障害が強くでた患者さんでした
こんなにつらくなるなら
治療しなくてもよかった、と
悔やまれた方でした


慎重に
ときに大胆に

でも化学的根拠をもって


ひかりはあると思います



少しずつ
面会制限
解除に向かえる日を
心待ちにしています

コロナ肺炎は
緩和ケアは無関係のように
かんじるかも
しれませんが
わたしは
そうは思わない

生きていることの奇跡を
実感
大切な毎日に
感謝

この気持ちも
緩和ケアだと
思うからです