人の意見と自分の意見が違うとき
みなさんはどうされますか?

あきらかに相手が間違っている
それをすると危ないなんてときはまあ別として

それもありかな
でも、自分の価値観の方が
いいような気がする
でもどうしても、あいいれない
なかなかお互いに平行線から
抜け出せなくなる
価値観のおなじような人とチームをくみたいよぅ


こういうことは
医療と関係なくだれでも、どこでも
おこりうるのではないでしょうか

でも価値観がみんな、ちがうからよいんだとおもいます。同じ価値観ばかりじゃ多種多様な考え方に
寄り添えず、価値観の異なる人を認めにくくなる

いろんな見方があるからよい
これは経験ばかりでもなく、知識だけでもなく
その時のカンみたいなもん

価値観が異なる時
むりにどちらか、を決めようとすると
決まらないし決められない

すれ違う挨拶をするとき
ある人は、あたまを、さげるだけだけど
あるひとはこんにちはって挨拶をしたい

こんなとき
言葉で挨拶したい人が、頭を下げる人に
挨拶してよって思ったらおしつけになるかも

頭下げるタイプの挨拶もあってもいい、
と思えたら
相手の価値観を認めることになるのかも

生き方も
治療との向き合いかたも
自分の価値観と相手が違ってよい

痛みとの向き合い方も苦痛との向き合いかたも

あるひとは痛みはあったほうが生きている感じがするといい
ある人は痛みは少しでも感じたくない
という

抗がん剤の副作用で亡くなってもいいから治療したい
というひともあれば
副作用はなるべくさけたい
というひとも、ある

できればくすりをつかいたくないひとも
薬好きなひともいる

緩和ケアは
まず相手の価値観を知り
認めることからはじまる

医師や看護師が
その価値観をおしつけることもあってはならない
医療者は

正しい情報を知り、伝えて
患者さんが、その家族が
自分の価値観にあった治療方法を
選んでいけるように
しないといけない


日本の医療はお任せ、ってなりがち
患者さんはもっと意見を、気持ちを、希望を
伝えていい


この花をみて
かわいい💕と思うか
葉っぱが
なんか、と思うか
人それぞれ