さて、続きます
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緩和ケア病棟は入院したら退院できませんか?
これもよくある質問です。
みなさんはどうですか?どう感じますか?
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一般的なことから
まず、入ったら最期まで、かどうかはその時の体調に病状によります。
たとえば、ぎりぎりまで家で過ごし、最期は緩和ケア病棟で、という方は、数日や1週間ほどで、という場合もあるし、痛みの調整などで入院した方は、調整が、つけば退院となるでしょう。ながーく入院できる、ということも難しいです(病院にもよりますが基本は難しいです)
病院はどこであれ、基本的に退院をめざしますよね。
入ったら、亡くなるのを待つ?
違う、と思います。
いつも伝えるのですが、それは体調による、そしてどこにいても、その時をまつ時は誰にもやってくる。
どこで過ごしたいか、は病状や、家庭背景、年齢いろいろによります。だから、そこにとらわれない方がよいと思います。
あと
化学療法はおこなわないけれど、苦痛緩和のために必要な治療はおこないます。肺炎の呼吸苦を改善する抗生剤、貧血のだるさを改善する輸血、脱水のだるさをとる点滴
よく、緩和ケアにいくと何もしてもらえなくなる、と伝える治療医もいます。まあ、化学療法は行いませんからね‥イメージはなんであれ、患者さん家族に正確な情報を伝えてほしい、と思います
緩和ケア病棟で症状をやわらげながらすごす
せめて室内トイレに、自力でいける体力を残したくらいだと、イメージも払拭されるのですが。
要するに、抗がん剤治療はおこなわないけれど、
苦痛をやわらげながら生きていくこと、前を向いて
生きるを全うできるように支援する病棟なんです。
もちろん、化学療法を行わない方がよい、と
判断されたことは、つらいことだし受け入れられないでしょう。でも、その選択でよかった、と思えるよう
努力します。