おはようございます
みんなに安心してほしい。不安はすこしでもすくなく、ね
3月に入りだんだん暖かくなり、本当なら何となく
気持ちも解けてくる頃。
なんだか今年は、いつもとちがいますね
コロナ肺炎に罹患された方、周りの方が診断され
自宅待機を余儀なくされている方、また、お子さんを留守番させてお仕事されている方、保育園とかに預けざるをえない方、本当に大変だけれど、みんなで乗り切りましょう。
第一線で対応されている医療者のみなさん、行政の方、その力があるこそ、今の社会がたもたれていると思います。ありがとうございます。
緩和ケア病棟について、みなさんはどんなイメージがありますか？
どんな人が入院するの？
死を待つところ？
何もしない？
ずーっと入院できる？
お金がかかる？
どんな人が？
がんの方と後天性免疫不全症候群（エイズ）の方が保険診療上認められています。
緩和ケア病棟では、化学療法などのがんと闘うような治療は行いません（一般的なお話です。病院毎の違いは多少あるとは思いますが、概ね基本は同じ）
死を待つ？何もしない？
いちばん多いイメージで、いちばんもうしわけないと感じるイメージ。
死は誰にでもやってくること、これは生き物は避けられないこと。早い遅いはあっても、いずれはみな。
で、あればどう過ごすか、ですよね。
多くの病院が個室です。有料個室や無料個室、これらは病院毎に異なります。
私の勤務先は概ね無料個室、すべてトイレが室内にある、家族の付き添いは24時間自由としています。介助浴槽などもあります。デイルームも明るく広く設計、床暖もあります。医療の内容はどこでも同じ、必要な医療は行います。つらさをとる治療はむしろ正確に積極的に。医療用麻薬についてはいまや外来で使用しますからね。心配いりません。
あと延命治療について
これをきめて、といわれて悩んでいるご家族も多いでしょう。残念だけれど、生き物は最後をいずれはむかえます。単に心臓を動かすような医療、呼吸だけ補助するような治療はつらさを長引かせるだけです。私達はおすすめしません。生きる時をしっかりいきて、全うしてその時を迎えるとき、つらくないようにすごせるように、です
お金がかかる？
基本的に病院なので医療費です。
有料部屋代や食事代は別途
ずーっと入院できる？
これは次回にしましょう。
