福山から年季の入った115系電車で倉敷に着いた。今日の宿泊地は、15年ほど前に仕事で半年ほど住んだ街である。


すでに日は暮れていたが、時間はまだ早い。

美観地区まで夜の散歩をし、以外にまだ人通りがあるアーケード商店街を通って駅前のホテルにチェックインした。


併設の居酒屋で夕食を取ろうとするも満席ですと断られ、隣の寿司居酒屋で海鮮丼。海鮮サラダと冷奴も頼んだので、お腹がはちきれそうになる。外に出ると10月も半ばなのに半袖でも十分の暖かさ。昔住んでいたマンションまで散歩する。


20年以上が経って街はそれなりの変化があるが、マンションは全くそのままだった。暫し感傷に浸る。



翌朝、早めに朝食をとり7時半前にホテルを出た。水島臨海鉄道倉敷市駅はJR駅から微妙に離れている。



自販機で切符を買ってホームに入る。きれいに整備されているディーゼルカーが待っていた。

車内は4割ほどの乗車率だろうか。やがて発車。暫くはJRと並走する。最初の駅は野球場前。公園とスポーツ施設の中にある。線路は左にカーブし、高架になり、ずっと市街地が続く。地方ローカル線とは思えない。


賑やかな街並みの水島を過ぎると終点の三菱自工前。広大な工場の横を走る広い道路脇に1本のホームだけの簡素な駅。降りたは数組の乗り鉄だけであった。


20分ほどで折り返す。


倉敷駅から岡山駅まではすぐ。乗りつぶしや381系ラスト乗車で今年何回も訪れた岡山駅。
快速ことぶき津山行は9番線から。


岡山駅は日本有数のジャンクション。新幹線で東京から鹿児島まで行けるし、特急は出雲市行やくもをはじめとして、松山、高知、高松、鳥取行がでている。サンライズやウエストエキスプレス銀河。山陽線、伯備線、宇野線、本四備讃線、津山線、吉備線、赤穂線。国鉄型電車とディーゼルカーも現役だ。今日の津山線で全ての路線をコンプリートすることになる。

列車は岡山市街地を抜けて、長閑な風景の中を軽快に走る。




1時間ほどで、2回目の津山。今日は下車せずにすぐに乗り換えである。




三連休の中日も朝の羽田空港はたいそうな混雑。広島行ANA705便はバスアクセス。15分前にバスラウンジへと向う。混雑のせいだろうかバスの中でしばらく待たされる。今日は日本中いい天気とのこと。ようやく猛暑が終わって、多くの人がこの連休は出かけているのだろう。




あっという間に広島空港。お決まりの白市駅アクセス。バスと電車の接続も完璧。




ホームに出るとすぐに広島方から折り返し電車が到着。6両編成。先頭車両の右側クロスシートに腰を落ち着けて、広島までの46分は楽勝だと思っていると車内放送。この電車は後の発車で隣の3番ホームの電車が先に出ると。慌てて飛び出ると既に電車は発車寸前、しかも激混みである。先頭ドアに駆け込むとすぐに発車。広島までの46分立ちっぱなしは負け確定である。


西条駅のホームにも多くの人が乗車待ち。これみんな乗れるのか、と思ってたら、ドアが開くと多くの人が降りてしまい、先頭車両はあっという間に空き座席ができた。結果無事座ることができた。やはり楽勝であった。西条では酒祭りという祭りが行われているらしい。


広島駅は大賑わい。レストラン街も混雑している。乗り換え時間は40分程しかないので仕方なく吉野家。急いで食べて芸備線9番乗り場へ。


先日の飯山線に引き続き今回もかなりの変態行程一泊二日である。


10/13

白市 11:27 山陽線 12:23広島

広島13:00 芸備線 14:22三次

三次14:40 福塩線 16:31府中

府中16:42 福塩線 17:24福山

福山17:35 山陽線 18:17倉敷


10/14

倉敷市7:40 水島臨海鉄道 8:10三菱自工前

三菱自工前8:26 水島臨海鉄道 8:55倉敷

倉敷9:08 山陽線 9:27岡山

岡山9:51 津山線 11:01津山

津山11:37 因美線 12:47智頭

智頭13:02 スーパーはくと 13:20郡家

郡家13:23 若桜鉄道 13:55若桜

若桜15:13 若桜鉄道・因美線 16:05鳥取

鳥取16:25 スーパーいなば 18:11岡山


高難易度の福塩線中心に、津山線因美線一網打尽を狙った。合わせて若桜鉄道、智頭急行、スーパーはくとにスーパーいなば。てんこ盛りである。

ゆっくり街歩きできるのは若桜だけ。もはや何のための旅なのか。決まっている。JR全線完乗とANAダイヤモンド維持のためだけの、大いなる時間とお金の無駄遣いなのである。ただ一言言い訳するとしたら、人生の一部は非合理で成り立っているのも真実であろう。



荒れたレールを芸備線キハ47は大きく動揺しながら走る。1年半ぶり2回目の乗車。途中強い睡魔に襲われたが、三次が近くなり車内が空いてきて後ろ向きボックスシートからロングシートに移り足を伸ばしたら目が覚めた。


三次到着。一旦改札をでてトイレへ。食料を買おうと思ったが売店はない。すぐにホームに戻り跨線橋を渡って既に入線していた福塩線府中行きに乗り込む。



既にボックスシートは埋まっている。右側のロングシートに座る。天気が良く西日があたるので本当なら左が良かったのだが、そっちは結構うまっていたのでしょうがない。


塩町までは芸備線。分岐駅だが小さな駅。


いよいよ未踏の福塩線。キハ120はのどかな景色の中、相変わらずゆっくり走る。

中国山地の中を、うねうねと流れる川に沿って、人が住みレールが敷かれた。いい天気だ。雲一つない。やはり西側は日が当たって暑い。流れる風景をぼーっと眺めるだけ。このために高い航空券代を払って来たのだ。


途中で三次行きと交換。駅名は忘れた。
ボックスシートが空いたので移る。やはり右側なので西日が暑い。変わり映えしない風景に、タブレットを取り出し地図を確認しようとするが、なんと電波が届いていない。仕方ないのでまた外を見る。

大昔に敷かれた線路。車窓からの風景は当時とそれほど変わっていないのではあるまいか。往時に想いを寄せる。閑散ローカル線を訪ねる旅はタイムトラベルだな、ふとそんなふうに思ったりする。

2時間近くかかって。府中に到着。
ここから電化区間。黄色い2両の電車に乗り換える。

福山に近づくにつれ、高校生が大勢乗り込んできて車内はたいそうな混雑になる。僕はタブレットでペナン島の観光ガイドをずっと読んでいた。

夕暮れの福山に到着。三次から2時間50分余り。新横浜からだったら岡山に着きそうな時間だ。閑散ローカル線を巡っていると、近年整備されたと思われる高規格道路が並走していることに良く気付く。1日数本しか走らず、時間も信じられないくらいに遅い鉄道は、どう考えても相手にならない。


福山は、駅も街も賑わっている。もちろん東京とか大阪とは比べ物にならないが、たぶんこれくらいのほうが、一番快適に暮らせるじゃないかと思う。福山はいつも通過するばかりで、福山城にも一度も行ったことがない。そのうちにきっと。









変態信越乗りつぶし2日目。


最寄りの駅から一度横浜に向かう。東京まで成田エクスプレスで向かうのだ。大人の休日倶楽部パスの指定席6回枠を使い切るためであり、のっけから変態性が滲み出ている。横浜に早く着いたのでベックでモーニングアイスコーヒー。構内を行き交う人を眺めている。


横浜9:28 NEX15 9:56東京

東京10:15 とき315 越後湯沢11:31

越後湯沢11:41 ほくほく線 十日町12:15

十日町13:05 飯山線おいこっと 16:02長野


東京駅はいつものように大混雑。大正時代に作られた駅舎は、地下への拡張などあったものの、完全にキャパオーバーに思える。
新潟行とき号の中ではスマホでもっぱら仕事。と言っても副業である。メールを返信したり振込をしたり。PCなくともそれなりにはかどることに気づく。

あっというまに越後湯沢。
0番ホームから単行直江津行き。車内は立ち客こそいないがかなり混んでいる。ボックスシートに相席させてもらう。
六日町までは上越線を走る。状態良い路盤を快適に飛ばす。ほくほく線に入ると更に路盤安定。ロングレールの効果も相まって揺れもなく滑るように走る。


連日の十日町着。変態行程たる所以。
ホームにはすでにおいこっとが入線すみ。
乗り継ぎ時間は50分。急いで昼食を取るべく昨日チェックしていた駅前の蕎麦屋にかけこむ。店内は大混雑。料理に時間がかかりますが、と言われるが他にオプションは無い。結果無事に天そばをいただくことができた。


少し余裕さえ持って駅に戻る。まだドアは開いてなくておじさんおばさん同志達がホーム上で思い思いに写真を撮っている。
ドアが開き乗車。4人かけボックスシートしか取れなかったのだが、幸運なことにひとりで占拠することができた。


暫く人家が続き、やがて山間に分け入って行く。車内は2人用ボックスとロングシートはいっぱいだが4人ボックスは不思議と空いている。おじさんたちは早速アルコールをテーブルに広げている。

長野県に入り線路は千曲川に沿って走っている。山間にしては川幅広く水量豊かである。
千曲川左側。あいにく右側座席だったので立って前の車両のドアでしばらく川を眺める。


車内を見まわすとすでにアルコールが回ったのか船を漕いでいるおじさんが数名。乗り鉄なのかアル鉄なのか。


戸隠野沢温泉を過ぎると少し開けてくる。
信濃平駅は車両のリサイクル。人家が増えてくる。


やがて新幹線停車駅の飯山。37分の停車。列車を降りて駅構内を散歩。人は少ないがきれいな駅である。外にも出てみる。長閑な街並み。本当に豊かな暮らしはこんな場所にあると思う。


コンビニでアイスを買って列車に戻る。まもなく発車。となりの2人かけボックスのおじさんはこんな時間に弁当を食べている。乗った時から気になっていたが、何本もの酒瓶とおつまみなど大量の食料を持ち込んでいて、ずっと飲んで食べている。旅の楽しみは人それぞれとは言え、もう少し摂生したらどうですかと言いたくなる。

だんだんと平坦になり、豊野着。運転停車しただけですぐに発車。長野からの新幹線の指定をとってなかったのでえきねっとで確認すると、16:20も16:25も満席。自由席にして新幹線ホームに走る。


2号車の列に並んで16:20のはくたかが到着する。窓から1号車の様子を伺うとかなりの混みよう。こりゃ座れてもB席だなと瞬時に判断して後ろで発射を待っていたあさま号に転進。


指定席は満席となっていたが、自由席はがらがらであった。







大人の休日倶楽部パスの発売は通常年3-4回。

奥の細道の冒頭ではないが、このチャンスを逃してはなるものか、今度はどこに行こうかと、発売日が近づくとそわそわし始める。


そゞろ神の物に徒きて心をくるハせ 道祖神のまねきにあひて 取もの手につかず。


コスパを最大限にするためにはやはり新幹線でできるだけ遠くに足を伸ばすことである。津軽線の蟹田から先、大湊線、それに八戸線が青森の未乗区間。八戸線に乗るのであれば三陸鉄道を経由して山田線で盛岡に戻る旅程が望ましいのだが、8月の豪雨で不通になっている。よって今回は北上は断念し、比較的近くながら、パスの恩恵を十分に被ることができ、宿泊も伴わない変態的な2日間の行程がつい2日前に完成した。

9/28

八王子08:33 あずさ5 南小谷11:59

南小谷12:07 大糸線 糸魚川13:06

糸魚川13:42 急行2号 直江津14:31

直江津15:07 ほくほく線 16:02十日町

十日町16:26 飯山線 越後川口 16:53

越後川口 17:05 上越線 長岡 17:29

長岡 17:48 とき334 東京 19:36


最寄りの駅からまずは八王子へ。日に1本だけの南小谷行き特急あずさは満席。コンビニで駅弁、お茶、コーヒーを買って乗り込む。



つい2日前に山梨まで乗った中央高速に沿って列車は走る。あっという間に相模湖を抜け、大月を過ぎ、笹子峠の下をトンネルで抜ける。運転して遠出するのは好きだけど、やはり鉄道が快適で、速い。


1時間もかからずに甲府到着。昨年から子どもが山梨勤務になったので、年に何回も通ってお馴染みの土地である。


小淵沢、茅野、下諏訪、上諏訪、岡谷。JR東海の電車が停まっている。



八王子から約2時間で松本到着。車内は一気にがらがらになる。北アルプスが見える左側の席に移動。26年ぶりの大糸線入線。


八王子で買っておいた幕の内弁当を食べながら、車窓を見るが北アルプスには厚い雲が垂れ込めている。意外なほど快調に列車は走る。揺れもそこまで大きくはない。


20分ほどで信濃大町。長野新幹線開業前に信州ワイド周遊券で旅をし、大町温泉に宿泊した。西に聳える山々を眺めながら、次は立山黒部アルペンルートに、と思った。未だ次は実現していない。


終点南小谷には3分ほど遅れて到着。あずさは長大9両編成でここまで入線してきている。前の方の車両だったので最後方の乗り換え跨線橋まで時間がかかる。改札を出て写真を撮りたかったが諦めて直接列車に向かうが車内は既に満席であった。最前部に進み、たまには立ったまま前面展望でもいいか、と思う。



電化され特急が乗り入れる南小谷までとはがらっと様相がかわる。40キロほどのゆっくりした速度でJR西日本の単行キハ120が糸魚川に沿って走る。途中駅での乗降は4-5人ほど。立ち客を乗せたまま列車は日本海側に抜けた。


糸魚川到着。



乗り換え時間は30分ほど。直江津までのきっぷを買い、急いで新幹線高架下のジオパルへ。キハ52が展示されている。


ここからは国鉄急行型。乗り鉄おじさんグループがハイテンションで写真撮りまくっている。楽しそう。ヘッドマークは古の博多行き急行。


往年の韋駄天を彷彿とさせる激走で、直江津到着。小腹が空いた。駅前に駅そば発見。今でも営業しているのはありがたい。名物というメギス天そばを注文。美味かったか小骨が多いのはいまいちだった。

直江津から越後湯沢行ほくほく線はがらがら。1割くらいの乗車率か。信越本線を1駅だけ、犀潟まで走る。ここで10分ほど停車。後続の信越線長岡行きの待ち合わせか。


信越本線が左に分岐し、いよいよほくほく線区間に入る。ミニ新幹線のような高架線を電車はいっきに加速する。特急なみの速度と乗り心地。はくたかが走っている時の乗っておくべきだった、今更ながら後悔する。


十日町で下車。ほくほく線を乗り通すのではなく、ここから飯山線。どうして?実は今日は一旦横浜の自宅に帰り、明日ふたたび新幹線で越後湯沢に行き、そこからほくほく線に乗る予定なのである。六日町からおいこっと長野行きに乗るので時間的にこのほうが都合が良い。2日かけてほくほく線と飯山線を完乗する。冒頭に変態的行程と書いた理由である。



初の飯山線、区間乗車。



1日乗りずくめでそろそろ電池が切れてきた。うつらうつらしてる間に越後川口。小さな駅、寂しい駅前。飯山線をもう少し大きな町、例えば長岡まで運転したらもう少し利便性が上がるのに、とも思う。


上越線長岡経由、新幹線でいったん帰宅。まだまだ距離はあるが、新幹線は偉大である。気持ち的には今日の行程はほぼ終了である。



福井初日はまだ続く。
 
今日2度目のえちぜん鉄道福井駅。三国港行は1番乗り場から発車
 
福井 16:39~17:28 三国港
 

 
しばらく町中を走り、田園地帯に出る。短い駅間で丹念に乗客を拾い降ろしていく。左に大きくカーブし市街地に入ると、あわら湯のまちに到着。立派な駅で乗降も多い。駅を出るとすぐに温泉街が広がっている。
ふたたび田園風景の中を少し走ると右にカーブし三国の町中に入っていく。三国駅はまだ新しいモダンな感じがする駅舎。コロナの前に初めて福井を訪れた時には、JRあわら温泉でレンタカーを借り三国と東尋坊を訪れた。その時にこの駅舎にも立ち寄った。今日は電車の中から眺めるだけである。すぐに終点の三国港。趣ある駅舎だが当然のように無人である。そろそろ陽が傾いている。
 

 
乗ってきた電車も夕陽を浴びている。これでとんぼ帰りは能がないので、この後は三国温泉ゆあぽーとで風呂を浴び、夕食をとる予定である。前回来た時はエッセル堤を先端まで歩いた。温泉施設があるんだと思ったが急ぐ旅で立ち寄る時間はなかった。まさか数年後に再訪するとは思いもしなかった。
 

 
徒歩わずか5分ほど。道向かいには大きな海鮮料理屋。食事はここでもいいかなと入口付近に出ているメニューを見ようと近づくと、一人旅の30-40代くらいの白人女性が先に入ろうとしていた。人気がないので営業しているのだろうか、そう訝しんでいるようだった(看板、メニュー、案内はすべて日本語だった)が、意を決したのか入口へと続く階段を昇って行った。それを見ながら僕は道路を横切って温泉施設に入った。
 
館内はそこそこ賑わっていた。エントランスを入って正面の休憩エリアには大きな窓ガラスがあって、その先には見事なビーチが広がっていた。左に弧を描いて伸びているのが、ブラタモリでも紹介されたエッセル堤。九頭竜川河口の土砂堆積を防ぐために明治の初期に建築されたものである。当時は多くの船が行き交っていたのだろう。静かな河口を見ながら当時の光景に思いを馳せてみる。
 

 
温泉は塩の香りがする、熱めの湯であった。9月とは言え日本中がまだまだ猛暑である。早々に切り上げなかなか引かない汗がようやく乾いたら、食事処に向かう。
 

 
風呂上がりの一杯は、ビールではなくレモンサワーで。
しばらくまったりとして、福井に変えるべく再び駅へと向かう。
 

 
すっかりと日は落ちていて、折り返しの電車が今度は照明を浴びながら出迎えてくれる。
ガタゴトガタゴト、数時間前に来た道を折り返す。流れる町の明かりだけで当然だが風景は見えない。そうすると記憶も残らない。
 
福井駅まで戻らず、たわらまちで下車する。福井鉄道との乗り換え駅である。
 

 
福井駅裏にホテルをとっていて、翌日は福井駅から福井鉄道でたけふ新まで行く計画である。福井鉄道を完乗車するためには今日ここたわらまちから福井城址大名町まで乗っておく必要がある。少々時間があるので駅の回りをぐるっと一周。待合室には数人の高校生の姿。平日であればもっと賑わっているのだろうか。
 

 
ともあれ、これで充実した福井乗りつぶし1日目は終了である。