約3年間の時を経た、アメブロへのログイン
久しぶりのログインに手が震える。
ソフト内のID&PASSの整理を始めると、アメーバのパスワードがある
あー、アメブロ
数年前に確かにミーハーな俺は始めたたんだと記憶がある、どれどれちょっと見てみようか。
なんだこれは凄く恥ずかしい奴だなお前は。
数年前のブログがどんなものだったかと読み始めると、やっぱりというか当然というか
一般人のくだらない日常がだらだら、だらだら
なんか食べたもの、評論家気取りでコンビニ飯の紹介、年齢なりの体型を気にしてダイエット記録等々
次々におぞましい内容が現れた
到底人の興味は惹かないであろう、素人が綴るただの日常
これはまず、とてつもなくつまらない、そしてただただ恥ずかしい
さらに言うと、気持ちわるい、本当になんか気持ち悪い、無意識に何本か消した。
おじさんの日記やTwitterは法律で禁止するか、免許制にしたほうがいいのかもしれない
道端の蟻よりよりも、おじさんはそれほど無意味で、価値がない
自分をジャンル分けすると属性は「その他大勢」むしろ以下
アメブロ等のジャンルに「その他大勢」「無価値」があるとしたら間違いなくそれだなと認識できる。
さて、その恥ずかしいアメブロはおいといて、俺はとりあえず日記的なものには興味があるようだ
子供(小学生)の頃、12月か1月に本屋で日記帳を買っていたことを思い出す
年が変わると気持ちも新たに、これから自分にまき起こるドラマチックな一年を記録しようと
意気揚々と日記帳にむかう
1月
思い出す
新年、新しい日記帳に一生懸命に書き始める
しかし、冬休みは終わり、いつもの学校生活が始まる
なんとなくそれを実感しだす。
2月
当然だが、思い描くドラマな日々はまず起きない
平凡な日常が続く、日記に書く内容はだいたい毎日こうだっただろう
朝起きて、ごはんを食べて、学校へ行き、ごはんを食べて夜寝ました
この頃には飽きもきて、日記を書くペースは急減速、すかすかのページのさみしい日記
3月
そして遂に、ほとんどのページは白紙となり
なんとも恥ずかしい1月を確認するだけの日記帳が完成する
そして俺は、久しぶりにアメブロにログインしたが
そこには小学生の時と同じ、あの時の日記を彷彿させる展開が記録されており
何年経とうが人の本質は変わらない
俺はただの飽きっぽい一般人「その他大勢」のうちの一なんだなと再認識させられた。
今後も出来るだけ道の端の方を、人様の迷惑にならないように、そっと歩きながら
3年後のアメブロログインまで生きていこうと思う。
また会う(ログイン)日まで






