…ったく、六月になろうというのに、


寒い


春は、まだつづいてるのだろうか…

春とはイメージするものだったが、

今年ほど春を彷徨い桜をましまじ観察したことはなかった。


まっ、必要に迫られたからだけど。


井の頭公園をたくさんあるいた。

弁天さんで、小さなお祭りがやっていた。

着物を着た中学生くらいの女の子が、境内の舞台でオカメの面をかぶって踊っていた。

東京といっても、武蔵野地域は田舎なのだが、こうした小さな神社の小さな祭りに、いまどきの少女が、伝統芸能ふう踊りを純粋素朴に踊っているのが新鮮だった。


踊り終ったあと、本殿の裏で、おしゃべりしていた女の子たちにモデルをたのんだ。

戸惑った表情がういかった。


題名 弁天童女
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