身内の好評につき、描き中のロボット兵

さすらいPAINTER~ジローの日記-100130_115856.JPG

例えば、ある個人名のついたような美術館があるとする。

そこで働く職員は、そのとある画家のパーソナリティーと作品によって、食わしてもらってるわけだ。

彼らにとって、その画家と作品は、絶対的権威であり、作家の権威付けと、その作品をまもるために働く。

美術館といえども、一つの職場だから、当然巷の会社で起こるような運営上のトラブルや人間関係の困難、理不尽なしきたりなどが、働くものたちに、ストレスをあたえる。

さて、おかしな話だ。画家に権威なんかあるものか?絵はストレスを派生させるものか?

本来の絵とは、人々に癒しや喜びをあたえるものだろう。

足げにされないかぎり、作品は自由に触れられ、感じられるべきものだ。
芸術家に権威などというものは不要だ。

権威に金を払うような客は、最低のスノッブだ。