台風一過の強風の中、夕食のおかずを抜いて、
推しである、ももクロの有安杏果のQJを買いにいきました。
書店を三軒はしごした末、平積みの一番下のを引き抜いて、お買い上げいたしました笑
感想ですか?きゃわわ以外の感想はあえて書きません。
もちろん、杏ノフ同志、語り合い共有したい気持ちはありますが、
一方で、推しとは、いまの、生きている自分の生活や意識と結びついた存在であり、
とてもプライベートなものだと思うので、今回は、いっぱい語れる人に語ってもらって、自分は少しだけ眺
めるだけにします。
ただし、推し以外の人にも、苦手なひとにも、ぜひ、読んでもらいたいなと思います。
そんなわけで、QJを買いに書店を回ったわけですが、実はわたくし、ちゃんとした書店で本を買うのは、
もう何年振りかってくらいに、久しくなかったことで、それでも、わたくし、ぺインタージローを名乗る前に、
とある地方都市の、老舗の書店に勤務しておったのでした笑
今は、街の小さな本屋が次々につぶれて、いくつかの大手の書店が、郊外にバイトを主力とした大規模店
舗を展開していますが、街の本屋に勤めていたときは、将来性の感じられない中、給料も安かったけれ
ど、取り次ぎや版元には、社長の代理で応対する時や、フェアーや出張新年会なんか
一国一城の主ならぬ家老並みに遇してもらって、なかなか楽しかったのです。
まあ、フェアーとか、セミナーなんかで、東京に出向いた時には、紀伊国屋や三省堂とか、もう、したにー
したにーの大大名なみに徒党を組んで、さすがに、格差応は感じられましたが、でも、全国各地の街の本
屋が、まんが道の時代から版元を支えてきたわけで、大手出版社や取次の、我がやくざじみた社長に対
する、無下にできない、ちょっとわざとらしい大仰な応対が、冷静に眺めていて楽しかったですね。
どんなに時代が変わっても、結局は義理と人情と恫喝(笑)なんですよね、あの業界は。
まぁ、本屋の店員になった動機が、今にして思えば、若気の至りなんですが、当時小説家志望で、
じゃあ、いち店員として流通とかも含めていろいろ勉強しようなどと思ったわけで、
でも、一年もしたら、小説でなんて、食っていけるわけないだろっ、と思うようになった次第です。
たぶん、というか間違いなく絵を売るほうが、まだ、食っていける可能性はあるでしょうね。
もとい、そういうわけで、裏も表も職場として知り尽くすと、辞めた職場には、近づきたくなくなるものです。
働く前は、おもちゃ箱のように感じられた書店も、一身上の都合(笑)で退職した後は、ほとんど行くことは
なくなったし、ネットがあれば、ほしい情報が得られるようになりましたからね。
そして、自分の勤めていた老舗書店も、しばらくして、大型書店と、ネット通販等の時代の流れに勝てず、
社長の引退とともに廃業してしまいました。
で、杏果のQJですが、地方の書店ではなかなか配本少なそうだけど、沢山売れてほしいですね。
と、いうわけで、上掲の絵は、チェコの並木道。風が吹き抜けた一日でした。