つらい自覚症状があるのに、他人からは症状がよくわからず、なかなか理解してもらえないのが、自律神経失調症の特徴です。
病院で検査をしても体のどこにも異常が認められないとなると、本当に病気かどうか迷ってしまうので、気のせいだと言われてしまうことも多いようです。
症状の重さも人それぞれで、この程度なら我慢できると思うときもあれば、つらくてどうしても我慢できないときもあります。
さらに、一つだけではなく2つも3つも症状があったり、現れたり消えたりする不定愁訴である点も、気まぐれとかわがままな病気だと思われがちな原因かもしれません。
例えば、外見ではどこも悪いところはなさそうなのに、体の不調をしばしば訴え、しかも話すたびに症状が変わる人がいたとします。
おそらく周囲の人たちは「気のせい」あるいは「わがままだ」と思ったりするでしょう。
しかしその人は、実は自律神経失調症で一人で苦しんでいるのかもしれないのです。
このように自律神経失調症は、他人の目からはとてもわかりにくい症状であり、現れる症状も人それぞれで、ひとくちでは簡単に言い表せない複雑な問題を抱えています。
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