医師であり、作家である、渡辺淳一さんは「幸せ上手」の中で以下のように述べています。

「健康とは、全身全ての臓器の存在を感じない状態」

その通りだと思います。
たとえば、お腹に胃があると感じる時は胃が悪い時です。歩行時に膝の存在を感じる時は膝が痛い時です。同じく、めまいや動悸、不安を感じるときは自律神経がおかしいのです。
明るく前向きな気持ちで仕事に取り組めば、それに応じて全身の血管も開いて、脳はもとより、心臓や腎臓などにも新鮮な血液が十分に供給され、全身はますます活発に働き、健全になります。
反対に暗く気が滅入った状態で仕事をするのは避けなければいけません。各臓器への新鮮な血液供給も不足がちになり、徐々に体調を崩してし、病気がちになります。

カイロプラクティックは背骨を調節することで、いろいろな効果を与えますが、「体性-内臓反射」の原理で、内臓の働きを改善することも期待できます。

ストレス → 内臓の調子悪い → 背中に痛いがでる → さらにストレス → さらに内臓の調子が悪い・・・・

といった負のサイクルをリセットして行けば、自律神経失調症も良くなることでしょう。



現代社会は情報社会と言われるように、沢山の情報にあふれています。
そのため、必要のない情報も脳を刺激し、脳が疲れて、自律神経失調症などの症状に変わることがあります。

情報を詰め込むのではなく、忘れることも大切だと、「忘却の生理学」の著者、外山滋比古さんは語ります。

頭は本来、うまくいったところだけを記憶して、失敗やうまくいかなかったことを忘れる役目をもっているそうです。
成功したところだけを記憶し、失敗したことは、その都度、頭から消えて残らないようにするーーーつまり、忘却は、成功したところ、良いところだけを残し、よくないところ、失敗したことが、後に尾をひいて繰り返さないように、取り払う役目を持っています。

それが出来なくなると、脳が疲れ、心身共に疲弊してきます。
ですから、記憶力を鍛えるとともに、忘却力も鍛えることが健全な身体を保つのに必要です。

たとえば、仕事を中途でやめて、3分間の黙考してみましょう。脳がやすまり、自律神経の高ぶりもリセットされ、仕事の効率も良くなってくるでしょう。

カイロプラクティック治療も、自律神経のバランスを整えます。
月に1~2回、30分ほどの定期的な治療が自律神経のバランスに効果的なのです。




自律神経失調症にかかる人のほとんどは、大小を問わず悩みを抱えています。
ですが、その悩みを克服することが非常に重要になります。

では、そのためにはどうしたら良いのでしょうか。
D・カーネギーは「道は開ける」で、以下のようにアドバイスをしています。

悩みを克服するために

1.「起こりうる最悪の事態は何か」と自問すること
2.やむを得ない場合は、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること
3.それから落ち着いて最悪状況を好転させるよう努力すること


1.「起こりうる最悪の事態は何か」と自問すること
状況を大胆率直に分析し、その失敗の結果生じうる最悪の事態を予測すること。

2.やむを得ない場合は、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること
生じうる最悪の事態を予測したら、やむを得ない場合にはその結果に従う覚悟をすること。

3.それから落ち着いて最悪状況を好転させるよう努力すること
これを転機として、最悪の事態を少しでも好転させるように冷静に自分の時間とエネルギーを集中させること

「自体をあるがままに受け入れよう」つまり「・・・起きてしまったことを受け入れることこそ、どんな不幸な結果をも克服する出発点になるからだ」
最悪の事柄を受け入れてしまえば、もはや失うものはなくなる。裏を返して言えば、どう転んでも儲けものになる。

古い本ですが、とても勉強になる本です。
興味があったらどうぞ。



冷や汗、目のジンジンする痛み、酷い肩こり、全身の倦怠感・・など自律神経症状で悩んでいた、患者さんのケースをUPしました。

 

こちらからどうぞ

 

今回の症例のように、スパイナルケアでは提携病院、または信頼できる医師の紹介もいたしおります。

治療を併用することで、より早い回復が見込まれます。





柴田泰之


 

自律神経失調症・腰痛・肩コリ・頭痛・しびれ・産前、産後の症状でお悩みの方に世田谷区・桜新町、用賀の整体・カイロプラクティック治療院スパイナルケア

 

 

自律神経失調症以外の症状でお悩みの方は症状インフォメーションへ。



新年あけましておめでとうございます。

明日あたりから今年最初の仕事がスタートする方も多いのではないでしょうか?

皆さん体調はどうですか?くずされた方も多いのではないでしょうか?

実は前回ブログ で、「注意!」と書いた私もスロースターターになり、だるさが残っています。(笑)

そうならずに新年を気持ちよくスタートするために、オススメなのが運動です。


運動を行うことで神経を通じて多くの刺激が入ります。

以前にもお話しましたが、特に足裏、骨盤、首、肩の関節には固有感覚と呼ばれるバランスに関わる感覚の受容器(刺激を受け入れるもの)が多く分布しているので、走る、肩を動かすなどの運動は効果的です。

でも、寒いし、外に出るのが嫌だ・・・という方にオススメなのがストレッチです。

ストレッチ反射によって、良い刺激が脳へ入りますし、休みの間にこわばった関節や筋肉(筋膜)が伸びて、痛めにくく怪我をしにくい身体になります。

正月に弱った内臓、鈍くなった感覚を刺激し、自律神経のバランスを整えましょう。

 

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お正月といえば、一年でもっともぐうたら生活が許されてしまう夢のような時間ではないでしょうか。

一般に「食っちゃ寝」の寝正月になる人も多いと思います。

まず、お正月というとおせちや外食などついつい食べ過ぎてしまいがちですよね。またお酒もお昼から飲まれるなんて方も多いかと思います。食べ過ぎたり飲み過ぎて身体が重く、まただるくなる、なんて経験ありませんか?それは暴飲暴食が続くと、身体は休む暇なく働き続けるため、胃腸をはじめ身体全体が疲れてしまい、悲鳴をあげている状態であるからです。これが酷くなると内臓から自律神経のバランスを崩すことがあります。

 

また食べ過ぎたり飲み過ぎたりすると、血液もドロドロになり、免疫力や疲労回復の力が下がります。よって風邪を引きやすくなったり、体調を崩しやすくなります。

 

また、こういった食っちゃ寝は普段と違う生活リズムになるので、体内時計も乱れてしまいます。結果、いつもの生活に戻ると、体内時計の調整が必要になり、疲労感を覚えます。年始は身体がだるい・頭が動かない・・・結果、自律神経のバランスがくずれ、回復に時間がかかります。

 

では、こういった状況にさせない為にはどうしたら良いのでしょうか。まずは、胃腸の休息日を作りましょう。おせちなど豪華なお食事を頂いた翌日は粗食を心がけて、全体的な食事量を減らし、特に脂肪・アルコール量を減らしましょう。そして、元旦を過ぎたら、活動的に動くように心がけましょう。散歩に出かける、ショッピングに出かけるなど、身体を動かすと良いです。また、早寝早起きを心がけ、なるべく普段の生活に近い生活パターンに戻していきましょう。そうすることで、身体も無理なく、心身ともにコンディション良くスタートを切れます。

 

それでもやっぱり調子悪くなってしまう方は、自律神経のバランスを整える効果のある、カイロプラクティック治療をおすすめします。

 

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前回、冷えについて書きました。今回はそれの補足です。

脳には帯状回と呼ばれる場所があります。「パペッツの情動回路 Papez circuit」で有名な領域です。怒り、恐れ、喜び、悲しみといった情動に関わる場所です。

最近はfMRIfunctional magnetic resonance imaging)で、脳の血流量を調べることができます。ある論文によると、温熱療法によって、この帯状回への血流が良くなるといった結果が出たそうです。血流が良くなると言うことは、その領域が刺激されている(働いている)ことを示します。

 

カイロプラクティック神経学の祖である、Dr Carrickによると、温熱療法はチックや自律神経失調症など情動が関係する症状に効果があるそうです。最近はシャワーで済ます方が多いそうですが、お風呂につかることも大事なんですね。

 

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自律神経失調以外症状お悩み症状インフォメーションへ。

自律神経失調症でめまいは起こりますが、めまいの種類にはいろいろあり、血流が原因だったり、血圧が関係してたり、耳が関係していたりもします。

特に耳が原因で起こるめまいは多く、メニエール病や前庭神経炎、BPPV(良性発作性頭位めまい)など、いろいろな疾患があります。

中には自律神経が関わるめまいもあります。特に耳のめまいと関係することも多いです。

血流が悪くなると、耳の中にあるバランスを司る三半規管に影響がでます。これは三半規管のリンパの流れが関係していることもあります。流れが悪くなり、耳石と呼ばれる耳の中にある石のようなモノの動きが悪くなり、バランスがおかしくなってめまいを起こすことがあります。

つまり、血流が悪くなる冷えには要注意ということです。

「風がふけば桶屋が儲かる」ではありませんが、身体が冷えると自律神経失調症がひどくなるのは事実です。

これからの季節、とくに首や耳を冷やさないよう、注意してくださいね。


 

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カイロプラクティックの本場アメリカには、西洋医学でいう専門医のような資格があります。

皆、カイロプラクティック専門大学を卒業後に、卒後教育として、300時間以上の受講を行うものです。

その中にカイロプラクティック神経学というものもあります。これは筋肉や骨格に対する治療だけではなく、瞳孔反射や対光反射と行った目の反射や、腱反射をみたり、さらには眼底を診たりして、小脳や大脳にアプローチをかける調節法です。

これによって、自律神経失調症の諸症状(めまい、倦怠感、冷え、不眠)なども大きく改善します。

私たちのクリニック、スパイナルケアでもカイロプラクティック神経学を受講しているカイロプラクターがいます。神経学治療が希望の方は後予約の際に「神経学治療を希望」とお伝えください。

 

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自律神経失調症の治療

自律神経失調症の治療法にはさまざまなものがあります。
カイロプラクティックのように身体のバランスを整えるという東洋医学的な考えの療法。
西洋医療のように、薬や漢方、サプリなど身体の内部か治療する療法。
そして、カウンセリングなど心から改善する心理療法や催眠療法
・・・

カイロプラクティック治療も自律神経のバランスを整えるのに効果的ですが、
なかには「うつ」状態から発生する自律神経失調症もあります。
いろいろな患者さんを診てきましたが、心理的な原因が強い場合、
身体の外部や内部の刺激で改善するのは難しいようです。

反対に身体の痛みなどがストレスになり、心を病むこともあります。
ですから理想は身体とこころの両面から調節を行うことです。

スパイナルケアでは、その考えに賛同されたクリニックと医療連携を行っています。
また、メディカルコンシェルジュを通して、患者さんにあった、病院の紹介も行っています。

相談だけでも受け付けておりますので、気軽にご連絡ください。