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今日は喉の渇きと水分、塩分の関係についてご紹介します
人間の脳の中には『口喝中枢:こうかつちゅうすう』というものがあります
この口喝中枢はのどの渇きを抑えるための司令塔で、体の水分が足りないとそれを調節してくれます
血糖や尿素窒素が多くなると多少の影響を受けますが、一番影響を受けるのが『食塩』です
梅干しをほおばったときのことを想像してください
しょっぱ~いっ
なんだか水を口にしたくなりますよね
これが口喝中枢の働きです
体はしょっぱいものを食べると水分をとりたくなるように造られているので、食塩を減らさず水分だけを制限するのは、人間にとって苦痛でしかないんです
水分摂取を指導されている方へ(脱水による腎障害を予防する必要がある方、特殊な薬剤服用中の方など)
しょっぱいものを食べて水分をとると、体にたまったしょっぱさを薄めようと体が反応します
普段なら捨てている水分を体にとどめて、薄めようとするんです
結果むくんだり、血圧が高くなったりしてしまいます
腎臓にやさしく水分をとるためにも、塩分制限がとても大切ですよ
水分制限を指導されている方へ(尿量が減っている方、むくんでいる方、心機能が低下している方など)
塩分を減らして口喝中枢を刺激しないようにすると水分も減らしやすいですよ
日高病院腎臓病教室youtube
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ありがとうございました
2010年から毎月腎臓病の教室を行っています
遠方の方から
『参加できないけど内容を知りたい』
といわれたのがきっかけでブログをはじめました
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