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今日は血液透析治療を受けるための内シャントはいつ手術するのがいいのかについて
あまり遅すぎない時期に手術を受けるのがお勧めです
あまり遅すぎない時期って微妙な書き方ですね
脱水やひどいむくみがあったり、栄養状態が悪かったり、血圧が低かったりすると、術後の経過がよくなくて再手術となる可能性が高くなるので、そうならないうちにということです
またこれらが無くてもあまりにも尿毒素が高い場合は、数回血液透析を行い毒素を除去してから手術に臨むこともあります
傷のつき具合に影響がでたりするからです
この場合、透析するためには首や太ももの太い血管にカテーテルを留置し、そこから血液を出し入れすることになります
また、手術後シャントから血液透析を開始するまで、丈夫なシャントにしたいのでなるべく2週間は空けるようにすることが多いっていうのはご存知ですか
ということは、その間入院を継続し透析治療を続けながらシャントの発達を待たないといけないということなので、入院期間が1か月近くになってしまいますいや~
大量に水が溜まっていたり、腎不全の尿毒素症状が強く出ている場合はもっと長くなります
入院が好きな人はいないと思うので、入院期間を短くするためにある程度元気なうちに元気なシャントをつくっておく必要があります
そのほかにも末期腎不全の状態では体に余分な水分が多く溜まっています
この状態で内シャントをつくると、シャントにしっかり血液を流すために心臓の負担が増加します
するとダムが決壊するように一気に心不全を起こす可能性が高くなるんですのぉ~‼️
心臓と腎臓はとても仲がいいのでどちらかが弱っていると相方も弱ってしまうのでした
心不全は命に直結する病気なので、そんな怖い事態を招かないよう万全の体調で臨みたいものですね
最後までお読みいただいて
ありがとうございました
2010年から毎月腎臓病の教室を行っています
遠方の方から
『参加できないけど内容を知りたい』
といわれたのがきっかけでブログをはじめました
一つでもお役に立てたらうれしいぞっと思って書いています
読んでいただけたら嬉しいです