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今日は2018年版の成人臓器移植予防接種ガイドラインからご紹介します
一番最初のページに書いてることが、今日の題名です
固定臓器移植を予定している患者に対して、インフルエンザウイルス、B型肝炎ウイルス、肺炎球菌に対する不活性化ワクチン接種は推奨される:推奨グレード①、エビデンスレベルC
固定臓器移植とは腎臓移植とか肝臓移植とかのように臓器を体に入れる移植のことです
この固定臓器移植を予定している患者さんに移植前に不活性化ワクチンを接種することで、移植後の予後を改善できるかどうか
や
血液検査で得られた抗体かと各病気の予防効果という関連性に関しては、残念ながら十分なデータがそろっていません
でも
一般の方や慢性臓器障害として慢性呼吸器疾患や慢性腎臓病をもつ患者さんを対象に行った研究結果では
不活性化ワクチンを接種することが各病気の予防や死亡率の減少につながることが示されています
これを見ると接種したほうがよさそうです・・・・・・
そして何より臓器障害をもつ固定臓器気色を予定している患者さんでは、一般的に感染症を発症する危険性が上昇しているんです
なので移植を予定している患者さんでは、推奨されているワクチンをしっかり接種しておいて、可能な限り感染症を予防したいところです
Danziger-Isakov L:AST Infectious Diseases Community og Practice.Am J Transplant.2013:13 Suppll4:311-7
後日それぞれのワクチンについて書いていきます
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ありがとうございました
2010年から毎月腎臓病の教室を行っています
遠方の方から
『参加できないけど内容を知りたい』
といわれたのがきっかけでブログをはじめました
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