腎臓病教室なう-その2-

最後は栄養士から

ここではたんぱく質調整を少しご紹介します

たんぱく質は、少なすぎても多すぎても困りものです。

取り込まれたたんぱく質は、栄養素として吸収された後、残りかすはゴミとして主に腎臓から捨てられます。

ゴミが多いと疲れている腎臓がさらに疲れてしましますよね。

でも不足し過ぎもダメなんです。

食事からの栄養が足らないと自分の筋肉を壊して栄養を得ようとします。

結果筋肉からでてきたゴミが、腎臓に負担ーかけてしまいます

必要量は食べることが大切です

普通の食事だとたんぱく質は１日70gにもなってしまいます。

たんぱく質制限を厳しくしない方だとしても、多いですね。

肉、魚、大豆製品、乳製品ー片手の手のひらに乗るくらいに減らすのが一般的ですが、そうすると摂取カロリーが減ってしまい大変です。

どうしましょう

特殊食品を利用することで、だいぶ負担は軽くなります

特殊食品は使わない

という医療機関もありますが、毎日のことなので、あまりストレスを感じないでいただきたいです。

なので早期からご提案していますよ。

一食のご飯を低たんぱく質ご飯に変えることで、5gもたんぱく質を減らすことができます。

上手に使って美味しく楽しい食事療法をしてくださいね

というわけで

100回目の日高病院腎臓病教室は楽しく終わりました。

最後にご参加いただいた方も一緒に記念写真をパチリ

ありがとうございました

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