-お酒を飲むと、血液中の水分と塩分が増えて、血圧が一時的に上がるというのはわかりました。


(大下先生)
はい。ご自分の体ですから、気を付けてくださいね!

-でも、大丈夫な人もいますよね?


(大下先生)
そうです。
腎臓の働きが正常な人は、血圧が上がるというのは一時的なものです。
身体は勝手に元に戻そうという力があるので、トイレに行って、おしっことして余分な水分を出してしまいます。

-おおぉ!それで、トイレに頻繁に行くんですか!


(大下先生)
はい。トイレによく行くのは、そういう理由もあります。

-では、安心じゃないですか?


(大下先生)
何度も何度も毎晩毎晩飲んでたりしたら、かなり腎臓には負担ですよね。

-では、お酒が腎臓を悪くしているわけではない?


(大下先生)
二次的なものですよね。
お酒がイコール腎臓を悪くしてるわけではないんです。
飲み過ぎがいけない。休肝日だって必要ですよね。

-肝臓とは違うんですね。


(大下先生)
肝臓はお酒(アルコール)が悪さをするけど、アルコール自体が腎臓を悪くしてるわけではないんです。
お酒をあんまり飲みすぎて、塩分とか取って、血圧が上がることで腎臓が悪くなるというのはあります。
あとは、お酒で、交感神経が活発になったりして、血圧上がったりすることで、
腎臓が悪くなったりというのは考えられます。



つづく・・・・・


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