現在叫ばれている「行政改革」に本当に必要なものは、職員一人ひとりの思いです。人事評価システムや給与体系を変えることで「モチベーション」を上げようとするのには、限界があるように感じます。
職員の持つ「信念」や「プライド」に訴えることが大切ではないかと考えております。
公共施設のあり方
今日、公共施設のあり方についての集まりに行ってきました。
市や県の職員以外にNPOの主宰者や大学の教授などと意見交換を
行いました。
「協働」ということの大切さを再認識しました。 と同時に「協働」を実現
させるためには、現時点では、職員側の意識改革が必要であって、そ
れを超えなければ本当の意味での「協働」は実現しないと感じてしまい
ました。
本当の意味で「いい街づくり」をしようという「信念」を行動に移すとき、
自ずと「協働」という観点は生まれるのでしょう。
リスクを取ろう!
最近、株式投資がブームとなっております。
しかし、株式投資を実施している人たちのどれほどが、「投機」でなく「投資」を
しているのか・・・ とても疑問です。
本屋では、「これで儲かる・・・」や「100万円が2年で○億」などが並んでおりま
す。
これは、まぎれもなく「投機」です。「投資」というものは、「設備投資」などと同じ
で、適切なリターンを見越して、現在のリスクをどの程度まで取るのか というこ
とを判断するものであります。
話が脱線してしまいましたが、ここで大事なのは、将来的なリターンを得るため
には、現時点でのリスクを取ることが必要不可欠なのです。
「株式投資」の話では、「金儲け?」ということで毛嫌いする方もいると思います。
そこで、視点を少し変えてみます。
例えば、好きな女の子がいたとします。この女の子を彼女にしたいというとき、
告白をしなければなりません。しかし、告白をしても「ごめんなさい」をされるかも
しれません。
この「告白」がリスクで、「彼女に出来ること」がリターンなのです。振られることを
恐れていては、いつになっても彼女は出来ません。
「振られるかも知れない」というリスクを覚悟した人間のみに、(時に失敗するかも
しれないが)彼女が出来るのです。
我々市役所職員は、果たして仕事を通じてリスクを取れているでしょうか?
知らず知らずのうちにリスクのない道を選んでいないでしょうか?
投資論的には、そっちの道にリターンはないのです。
私は、職員研修を通じ、職員が積極的にリスクを取れるような組織を目指します。
「気持ち」からの行政改革
「行政改革」という名の下せっせと調書を作り、「事務事業評価」でも
せっせとシートを作成する。
そんなことに時間を費やしている自治体職員は、非常に多いのでは
ないでしょうか。
確かに、「調書」や「シート」を作って、数値目標を掲げ、進行管理を
するやり方は、スマートで格好のいいように思えます。(見えます。)
が、本当にそれが行政改革につながるのでしょうか???
行政改革を推進する方々は、どこかのコンサルの手法を鵜呑みにして
いるだけに感じいてなりません。
一番肝心な職員の「やる気」を抜きにした方法論ばかりが先行している
ようでなりません。
まずは、職員の気持ちが大切なのではないでしょうか。
「一生懸命に頑張りたくなるような職場作り」
ここから始めなければ、「仏作って魂入れず」です。
市役所職員は、毎日の現場や事業を通じ、みんな心の中に
「こうすればいいんだよな~」とか「本当はこうすべきだ」などといった
考えを持っています。
しかし、日々の業務の中で、「予算がない」 「時間がない」
「人が足りない」などを理由に、それを実現しようとしていません。
これは、非常にもったいないことです。私は、この気持ちを実現したくなる
職場作りを目指したいと考えております。
これが出来れば、放っておいてもどんどん行革は進みます。
