山梨に大ちゃんが来てくれることはなかなか無い。私が記憶している範囲では過去2回(前回の瀬木さんとの桜座、達也せっしょんで室屋くんと一匹さんと4人で七夕の寸劇をやったALONE)、今回が3回目のはずである。そんな貴重な機会だから、例え太郎さんの音楽祭@東京公演が被ったとしても(これはとても行きたかった!)桜座へ行くのである。いや、貴重な機会だから行くのではなくて、自分の中での1番が大ちゃんだからこっちへ行くのだけれど。
今回のツアーは元・オフコースの鈴木康博さんとご一緒で、「鈴木康博&榊原大Duoライブ2023」と言うタイトルがついている。
オフコースは「さよなら」しか知らないレベル、小田和正さんは認識しているけども、鈴木康博さんお初でございます。存じ上げませんでした…無知でお恥ずかしい。
でも、こうやって大ちゃんを追いかけながら色々な人を知れるのは楽しいと思う。
鈴木さんはギタリストと言うよりシンガーソングライターのようで、ギターを弾きつつ歌うスタイルだった。
かなり高音域のある曲も、柔らかい素敵な声で歌っていて、お歳なのに(団塊の世代らしい)凄いなと感心した。ヴォーカリスト凄い。プロってほんと凄い。
大ちゃんのピアノはいつものように優しく柔らかく綺麗で、(バラード系が多かったからかもしれない)時折激しくパワフルだったり楽しげだったり…ペダルワークも右のソフトペダル連打?連踏?で足音聞こえるし楽しそうに弾いている姿を見てにやけてしまった。(*´艸`)
この瞬間ここに居ることが幸せである。
セットリストは鈴木さんの曲が分からないので書けないが、コーラスで参加する曲もいくつかあっていつもより歌っていたと思う。
大ちゃんの曲は
1部
・ファイトメインテーマ(ソロ)
・架空鍵盤-Air Piano-(ソロ)
2部
・ワルチングマチルダ(ソロ)
・11月のある日(ソロ)
・if(Duo)
・飛行船のワルツ(Duo)
こんな感じだった。
2部のラストに弾いた「でももう花はいらない」は小学生だった頃に(恐らく)ラジオで聞いて大好きだった曲、(いちばん刺さった曲)と言っていた。
憧れて、真似てギターを弾きたくて、親戚の中で当時いちばん不良だったと言う叔父さんからギターを貰ってきた話しは初耳だった。
今回のライブでいちばん嬉しかったのがワルチングマチルダを聞けたこと。
オーストラリアの民謡で、第2国歌のように国民に愛されている曲らしいそれを、「急遽曲を変えたくなった」と言って小さなスマホを譜面台に置いて弾いてくれた。(楽譜がスマホにしかなかった為。)
本来なら違う曲を用意してあって、弾くはずではなかったと言うのが本当に奇跡的だと思う。
どこかでやっていたかもしれないが、私が行けたライブでは随分久しぶりで7,8年から10年くらいは聞いていない気がする。
レコーディングもされていないから、聞きたくてもライブで弾いてくれないと聞けない、と言うレアな曲で、2部の冒頭でワルチングマチルダを弾くと聞いた時はうっかり「やったー!」と声が出る所だった。
ジャズのような、複雑で切ない系お洒落コードが1音ずつ変わっていく素敵なバラードアレンジで感涙。こういうところが本当に大好きで何度でも惚れるんだよなぁ。
Duoで、大ちゃんの曲を演奏するのはスタッフの方の提案だったようで、数曲候補を上げた中から鈴木さんが選んだ、と言う「if」と「飛行船のワルツ」
Ifをこんな風に聞くのは意外だった。ソロで弾くことが多いし、ギターが絡むイメージがあまり無い曲だったように思う。
いつもとは違う色合いのifで、新鮮だった。
飛行船のワルツは穏やかで優しく、お二人のコーラスがとても心地よい風のようだった。良い曲。
思っていたのと少し違ったが、期待を上回る素敵な音を聴いた、贅沢な休日の午後だった。
大ちゃん、また来てね♥️
