TOEICは全て選択肢で答える問題であり、英単語をわざわざ書かなくても大丈夫です。でも、これはあくまでも試験中の話。


もし覚えたいフレーズが出てきたり、わからない英文法を見かけた場合には、それを読むだけにしておかずに、自分の手でノートに書き写すようにします。


問題集や自分の学習用ノートを使って勉強するときも、どんどん本やノートに書き込んだり、大切だと思ったところや何度も間違えてしまうところに線を引いたり、関連する文法事項の説明が載っている本のコピーを貼ったりして、どんどん自分の手を動かして作業していくことも大切です。


目で追うだけでも十分わかるという人もいますが、単語や文章を目で追うだけでは単純に答えを覚えることになってしまい、問題のポイントを覚えたり、理解することには繋がらない場合が多いようです。


応用問題になると対応できなくなるケースも多いので、そんな場合もしっかり対応できるように、しっかりと手を動かしていきましょう。


TOEICの試験を受けることが決まったら、いきなり問題集や参考書を買い込んだりせずに、まずは自分の目標点を決めることが大切です。


目標点は少し高めに設定したほうが、学習意欲につながりやすくなります。もし会社や仕事で英語が必要な人であれば、730点以上を目標としたいところです。


また、これまで高校や大学で一定の英語教育を受けていて、初めてTOEICを受ける人であれば、600点を目標にしても良いと思います。


ただ、初めての場合はあくまでも目安となるので、まずは試験を受けてみて、その後その点数から100点~200点程度アップさせた点数を目標とする人が多いです。


その上でTOEICの参考書や問題集を買うときは、無駄な教材を買い過ぎないように注意しましょう。初めての人であれば、参考書1冊と問題集1冊の計2冊もあれば十分だと思います。