1番幼い時の辛い記憶は、父が姉を殴り続け姉が泣き叫ぶ声を聞くこと。
幸せな記憶は姉と一緒の布団で姉にくっついて寝ることでした。
不思議な記憶は、母が姉をいじめるような危険な父を大切にし、私に父の側へ行くように言うことでした。
自分の父親が他の父親とは違うことに気づいたのは、近所の子供が私に向かって「こいつの父親はおかしい」と言い、私の父を見ると走って逃げて行った時でした。
私と母の関係が他の家庭とは違うということに気づいたのは、大人たちが宗教関係の会議をしている間、子供達だけで公園で遊んでいると大人達が迎えにきました。大人達の姿をみて子供達が各々自分の母親の元へ嬉しそうに走っていく姿をみた時、自分と母の関係が他所とは違うと思いました。