今年7月に亡くなった三浦春馬が主演の映画「天外者(てんがらもん)」
幕末~明治を生きた実在の人物・五代友厚の青年期から亡くなるまでを描いた作品。
遊女・はる(森川葵)と約束した夢を持てる国を目指し、そして、日本の未来のために
奮闘した人物。
三浦春馬の演技は、その言葉に非常に熱がこもっていた。
最後の演説は、三浦春馬の全身全霊がこもった熱弁だった。
五代に日本を「夢の見られる国」にすることを決意させた遊女・はるには森川葵。
その死は、実にはかなく、その五代への想いは実に可憐だった。
過去、多くの役者が演じた坂本龍馬を演じた三浦翔平。晴馬との息の合った掛け合いは、
物語の流れに軽快さをもたらす。
細かいことを気にする五代とおおらかな坂本がうまい具合に組み合わさり、そこに西川貴教の弥太郎、森永悠希の利助(のちの伊藤博文)が入ることで、独特の面白い雰囲気が生まれ見る人を飲み込んでいく。
最後の五代の葬儀のシーンは、彼の偉大さを表し、さらには、三浦春馬への葬送にも見えた、悲しいことに。