どうも、別格うめこです。 



恋人や夫婦

家族やチーム 


「向き合うより同じ方向を向いている方がいい」 


そんな話を聞いたことはないですか?




サン・テグジュペリの

『星の王子さま』の中の名言



それはお互いに見つめ合うことではなく

いっしょに同じ方向を見つめることである


に由来しているのでしょうか。



はたまた

向き合う、ということは 

お互いが別々の方向を向くことになる。



皆が同じ船に乗っているとしたら

別々の方向を向いていたら進めないから、

そんな理由からなんでしょうか。



向き合うのは

並んでいるより

圧迫感も感じますしね。



子どものころ

叱られるときに

親や先生と向き合わされたからでしょうか(笑)




それはそれとして。



やはり向き合うことも

時には大切なことなんだろうなと思います。



柔道などの武道では

「礼に始まり、礼に終わる」

といいますが

礼をするには向き合わないとできませんよね。



同じ方向ばかりみていたら

礼が欠けてしまうのではないでしょうか。



恋人や夫婦

家族やチームは

柔道のように

戦う相手ではないけれど

向き合うことで

相手を認め

礼を示す。



お互いが心地よくすごすために

礼を示すというのは大切なことのように思います。



ここで思い出話をひとつ。

以前、結婚していたときのこと。



私は元夫に対して

「向き合ってくれない!」

とよくよくよーーーく思っていました。



暮らしのこと

不妊治療のこと

仕事のこと


《問題》に対して向き合ってほしかったんです。

つまり、同じ方向を向いてほしかった。

そうはならなかったので離婚したわけですが。



でも、本当は

《わたし》に

向き合ってほしかったのかもしれません。



わたしを見て。

わたしを認めて。

わたしを大切にして。


そんな叫びだったのかもしれませんね。




向き合うことも

同じ方向を向くことも

どちらもだいじです。

要はバランス。

調えていきましょう。


ではまた。