事業計画を作らず起業した
40代以上の
10年後も事業が
安定的に運営できるように
あなたの事業と人生とお金を守る
人生プランナーの
松宮紀代です。
さて、
今回は
経費のひとつひとつが大事!?
意外な節税術、です。
中小企業や個人事業主にとって、
節税は
経営の要となる重要な課題です。
大きな設備投資に伴う控除や、
雇用促進税制などの活用も
有力な対策なんですが、
それ以外にも
小さな工夫の積み重ねで、
着実に節税を進める
方法があります。
それが
「日々の経費処理の工夫」
なのです。
経費の中には、
控除の対象になるものと
ならないものがあります。
少しの工夫をすれば、
単なる「私的な支出」を
事業活動に関連付けられ、
確実に経費として
認定してもらえます。
このちょっとした気づきが、
大きな節税効果を
生み出すこともあるので
馬鹿にできませんよね。
例えば、
交際費の中には
「ごく一部」が課税経費として
認められています。
取引先との
商談時の飲食代や贈答品代が
これに該当します。
しかし、この交際費は
一般に広く知られているよりも
もっと範囲が広いのを
ご存じですか。
例えば
取引関係にある人の
結婚式やお祝いの場への出席、
そこでのギフト代も
交際費として計上できるのです。
また、
書籍代についても、
事業活動に関連付ければ
経費計上が可能です。
読書が趣味だから
個人的な出費だと
早計に判断せず、
業務上必要な知識を得る
ためのものだと説明できれば、
きちんと経費として
認められる可能性が高まります。
さらに
興味深いのが、
資格取得費用についてです。
一見、事業に関係のない
資格であっても、
取得したスキルを
ビジネスに活かす発想があれば、
経費計上は可能なのです。
自己投資としての
側面を持ちつつ、
税制面のメリットも大きい
のが魅力と言えますよね。
このように、
さまざまな日々の支出について、
"関連性"を
きちんと説明できれば
経費計上が可能になります。
当初は
個人的な出費と
判断されがちなものでも、
工夫しだいで
経費に組み込めるケースが
あるのです。
もちろん、
過剰に無理な経費計上をすれば、
税務当局から
疑われるリスクもあります。
一般常識が通用するかどうかを
判断基準とし、
明らかに
営利活動と関係がないものは
経費化しないよう
注意が必要です。
細かな節税に走るあまり
控除可能な経費を
見落としていては本末転倒ですが
経費処理での
一つひとつの工夫は、
小さな節税を積み上げる上で
欠かせません。
節税は
単に大きな制度を利用する
だけでなく、
小さな努力を怠らないことが
何より大切なのです。
税理士に丸投げせず
経営者自らが、
日々の事務処理を
確実にこなす習慣を
身に付けることが大切です。
今回は
事業計画を作らず起業した
40代以上の
10年後も事業が
安定的に運営できるように
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